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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.05.20 00:00
更新日: 2018.02.17 00:00

IWASAKI apr GT-R、SGT第2戦は10位入賞


2014 AUTOBACS SUPER GT ROUND2
No.30 IWASAKI apr GT-R

開催地:富士スピードウェイ(静岡県)/4.563km
5月3日(予選)天候:晴れ
コースコンディション:ドライ 観客数:32,200人
5月4日(決勝)天候:晴れ
コースコンディション:ドライ 観客数:52,200人

荒れたレースの中で10位1ポイントの獲得。今後のレースに期待を持てる内容に。

 ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日・4日に富士スピードウェイで開催されたSUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」。ゴールデンウィークともあって、予選日は32,200人、決勝日には57,200人の来場者があり、2日間で89,400人と昨年の観客動員数を大幅に上回り超満員となった。シリーズ戦の中で鈴鹿1000㎞に続く、距離の長い今回のレースでは、入念なチーム戦略が上位進出への鍵になる。#30 IWASAKI apr GT-Rは岩崎選手と影山選手の二人で、この耐久レースに臨むことになった。

 第2戦を開催する富士スピードウェイのコース特性は、全長4,563mでハイスピードなレースが繰り広げられる約1.5kmのメインストレートに加えて、高度なテクニカルコーナーが配置されたハイスピード&テクニカルコースで、コース幅も広く各所で熱いバトルが繰り広げられえるインターナショナルサーキットである。

【5月3日練習走行】9:00~11:00
 3月23・24日に行われた富士スピードウェイの合同テストでセットアップをしたマシンに、今回のレースに合わせてヨコハマタイヤが用意してきたタイヤとのマッチングとセッティングの確認をするため、まずは影山選手がマシンに乗り込みチェックを行った。影山は5回のin-outを繰り返しマシンの微調整を行い、27周を走行して岩崎選手に交代した。岩崎選手は、影山選手の仕上げたマシンを確認すべく、周回を重ね午後から行われるノックアウト予選に向けて、まずは13番手以内に入れるセッティングへと仕上げていった。

【5月3日ノックアウト予選Q1・Q2】14:00~14:15・14:40~14:52
 14時から行われた公式予選Q1は、影山選手が13番手以内に残るべくタイムアタックに臨んだ。影山選手は入念にタイヤを温め、クリアラップを探して4周目にアタック。1‘39.194を出し、12番手でQ2進出を決めた。

 14時40分から行われたQ2は岩崎選手が更なる上位を目指し、慎重にコース状況を見極め、4周目にアタックを行った。その結果1‘38.204で一時、暫定トップに躍り出るが、他車のアタックのタイミングと被り順位は後退していった。岩崎選手は1周のクールダウンを行い再びアタックを行うが、1’38.532と1回目のアタックを上回ることができなかったが、結果4番手でセカンドロウを手に入れた。この日、マシンのバイブレーションと異音があったが、原因究明がすぐにでき、翌日に備えメカニックが万全の体制を整えた。