JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010は、2日間のレースが終了し、土日の2レースで各クラスの総合タイトルが確定。スーパーGTでは、GT500クラスをレース2優勝のENEOS SC430が、GT300クラスでは両レース優勝のJIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430が獲得することとなった。
今回のJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPでは、レース1、レース2の結果を合算し、その総合得点のトップにJAFグランプリ、そしてGT500クラスの優勝チームに国土交通大臣杯が授与されることになっており、2日間の全レース優勝後、各カテゴリーのトップ3が表彰されることとなった。
スーパーGT300クラスでは、レース1、2ともに平中克幸、田中哲也が素晴らしい逆転勝利を披露したJIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430が獲得。GT300クラスのJAFグランプリを獲得した。一方、混戦となったのはGT500で、レース1の勝者ZENT CERUMO SC430、レース2の勝者ENEOS SC430がどちらももう片方のレースでは無得点だったため同一ポイントに。
最終的には、このレースの規則で第1レース、および第2レースの所要時間を合算、短い時間でフィニッシュしたマシンを優先するルールが適用され、ENEOS SC430は1時間11分37秒、ZENT CERUMO SC430は1時間11分49秒だったため、わずか12秒差でENEOS SC430がJAFグランプリを獲得することとなった。
GT500、GT300のトップ3は表の通りだ。
