11月13日/14日に富士スピードウェイで行われる『JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010』の第3回目の概要発表の説明会が18日、フォーミュラ・ニッポン第3戦富士のサーキット内で行われ、予選方式等新たな概要が発表された。

 今回明らかにされたのは競技規則の参加資格、予選/決勝の方式、タイトルの認定についてと、チケット情報、テレビ放送、レジェンドカップについてだ。

 まず、参加資格は車両はスーパーGT、フォーミュラ・ニッポンとも2010年出走車両で、ドライバーについてはどちらも2010年シリーズ参戦ドライバーが原則で、GTについては5大会以上の出走が求められる。これについては、「両シリーズの総集編という位置づけ」からこういった□となったようだ。

 予選/決勝の方式についてはユニークな部分が多く、詳細は下表を参考にしていただきたいが、公式予選日の11月12日(金)に各クラスのフリー走行が行われた後、スーパーGTはGT500、GT300両クラスで40分×1回の予選を実施する。GTの場合、土曜日の第1レース、日曜日の第2レースでそれぞれ1名ずつのドライバーが戦うが、この予選では両ドライバーが40分の中で随時走行。各ドライバーがマークしたベストタイムがそれぞれのレースのグリッドとなる。

 スーパーGTの決勝レースでは、JGTCの黎明期以来となるスタンディングスタートの採用が決定。ドライバー交代は無しで、第1レース、第2レースともそれぞれ登録されたドライバーが戦う。性能調整値はスーパーGT最終戦のものが採用される。

 フォーミュラ・ニッポンは予選方式がユニークで、スーパーGTではおなじみのスーパーラップ方式が採用。1台ずつがアタックしていくが、その際に特定のスピードトラップで計測された最高速度(1コーナー飛び込みが候補とのこと)で第1レースのグリッドを決定、アタックラップのタイムで第2レースのグリッドが決定される。

 フォーミュラ・ニッポンの決勝は通常通りスタンディングスタートで、オーバーテイクシステムは各レース5回まで使用が可能だ。

 観戦チケットは、11月11日(金)予選の当日観戦券(全自由席)のみが2,000円で販売予定。11月12日(土)・13日(日)決勝の前売観戦券(2日間通し券)が5,500円、当日観戦券(2日間通し券)が6,500円で販売予定。また、富士スピードウェイリニューアル5周年記念早割チケット(4,000円)をスーパーGT第7戦の会場内で販売するという。中学生以下は入場無料だ。

 テレビ放送については、11月13日(土)と14日(日)の午後、J sports Plusで、各決勝レースの模様をハイビジョン生中継で放送予定とのこと。詳細はJ SPORTSから発表される予定となっている。

 マツダ・ロードスターを使った往年の名ドライバーによる『レジェンドカップ』も大きな盛り上がりをみせそうで、松本恵二、星野一義、中嶋悟、高橋国光、鈴木亜久里などが出場を予定しており、かなりの盛り上がりをみせることになりそうだ。

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