16日に開幕したJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPにおいて、フォーミュラ・ニッポンの予選にEBBRO賞、川崎フロンターレ賞というふたつの賞典が設定されることになった。
今回のフォーミュラ・ニッポンの予選は、通常のシリーズ戦で行われている予選形式とは異なり、1台ずつがアタックするスーパーラップ方式で争われる。スーパーラップでは今季のシリーズ戦ランキング下位のドライバーからアタックしていくことになるが、予選にふたつの賞典が設定されることになった。
予選ポールポジションを獲得したドライバーには、ミニチュアカーでモータースポーツファンにはおなじみのEBBROブランドを展開するエムエムピー社から、ポールポジション賞としてトロフィー、賞金10万円が贈呈される。
また、富士スピードウェイの特徴のひとつであるホームストレート上、1コーナー手前に計測地点を設定し、予選中の最高速度を計測。“フォーミュラ・ニッポン最高速度 日本一”を決定し、それに対しても賞が授与されることになった。
最高速トップ3のドライバーには、今年からフォーミュラ・ニッポンと連携しさまざまなイベントを展開しているサッカーJリーグ、川崎フロンターレから『川崎フロンターレ賞』として、オフィシャルユニフォームサプライヤーであるプーマ製の金、銀、銅のサッカーボール、ならびにユニフォームやトレーニングウェアなどの副賞が贈呈される。
今季のフォーミュラ・ニッポンでは、6月に等々力競技場でデモランした中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)、塚越広大(DOCOMO DANDELION)がフロンターレのステッカーを貼り戦っている。一方で、このレースでは大嶋和也(Team LeMans)がアルビレックスカラーに。大嶋がフロンターレ賞を狙い“勝利”を収めるのか……!? こちらも気になるところだ。
