JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPは24日、スーパーGT300クラスの決勝レース2が行われ、エヴァRT初号機アップルMP4-12Cをドライブする加藤寛規が今季初勝利を飾った。

 前日から続く快晴のもと、14時5分から始まったGT300の決勝レース2。シリーズ戦とは異なるスタンディングスタートで始まったレースでは、ポールポジションの星野一樹駆るS Road NDDP GT-Rが先行。ただ、ジャンプスタートがあったか4周目にドライブスルーペナルティが下されてしまい、後退してしまうことに。

 これにより、フロントロウからスタートしたARTA CR-Z GTの高木真一が首位に立つが、後方からはオープニングラップで7番グリッドから3番手に浮上していた加藤が接近。さらに、NISMO ATHLETE GT-R GT3のルーカス・オルドネスも僅差で続き、3台による首位争いが繰り広げられる。

 加藤は、7周目に高木を攻略して首位を奪取。オルドネスも翌周には2番手に浮上し、加藤を攻め立てていく。その後方では、4番手まで浮上していたGSR初音ミクBMWの谷口信輝を、GAINER DIXCEL SLSの平中克幸が猛追。平中は13周目に谷口を捉えて4番手につけた。

 そんな中、2番手のオルドネスが、タイヤにトラブルがあったか14周目の最終セクターあたりから突如スローダウン。オルドネスはそのままタイヤ交換へと向かってしまう。これにより、2番手に高木、3番手に平中というオーダーとなるが、平中はハイペースで走行して18周目には2番手に浮上。さらにその後もペースを崩さず、終盤に向けて首位の加藤を追っていく。

 平中は、19周目に1.5秒ほどあった加藤との差を、翌周にはコンマ5秒以下まで短縮。加藤がストレートで引き離し、平中が最終セクターで追い上げるという攻防が最終ラップまで展開される。

 最終的には、加藤は最後まで首位を守り抜き今季初優勝。苦しい展開となった今シーズン最後のレースを最高の形で締めくくった。コンマ5秒差で平中が2位につけ、19周目に高木をオーバーテイクした谷口が3位表彰台を獲得した。
 また、ドライブスルーペナルティにより一時は22番手まで後退した星野は、気迫の追い上げを見せて7番手でレースを終えている。

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