全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦ツインリンクもてぎはノックアウト形式の予選が行われ、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がポールポジションを獲得。松田次生(TEAM IMPUL)が続き、TEAM IMPUL勢がフロントロウを独占した。

Q1:
 今回は2&4レースということもあり、全日本ロードレースJ-GP3/J-GP2に続く形でスタートしたフォーミュラ・ニッポン第5戦ツインリンクもてぎのノックアウト予選。気温32度という酷暑の中スタートした予選Q1では、午前中も速さをみせたオリベイラを先頭に、上位陣はまずは1分35秒台のタイムをマークしていく。

 各車一度アタックを敢行した後、残り4分強というところで再度アタックへ。各車一斉にアタックを展開していく中、ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)がQ1のトップタイムをマーク。中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)、塚越広大(DOCOMO DANDELION)と続いた。

 一方、ノックアウトとなったのはわずかにQ1突破を逃すことになった金石年弘(HP REAL RACING)、このところ好調だった国本雄資(Projectμ/cerumo-INGING)、中山友貴(HP REAL RACING)、嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset)、折目遼(SGC by KCMG)というメンバーとなった。

Q2:
 10分間のインターバルをおいてスタートした予選Q2。コースオープン直後はまったくコースインするマシンはいなかったが、残り5分25秒というところで申し合わせたかのようにQ2進出車両が一斉にコースイン。残り3分というところでアタックに入っていく。

 しかし、Q1を11番手で通過していたランキング2位のアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が、1コーナーでややコースオフ。タイヤを汚してしまう。しかし、ロッテラーは1周クールダウンをして1分35秒147をマーク。しっかりリカバーしてノックアウト圏内を脱することとなった。

 Q2のトップはオリベイラ。次いで一貴、塚越が続き、ロッテラーは4番手に。一方、Q2ノックアウトは伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)、大嶋和也(Team LeMans)、小暮卓史(NAKAJIMA RACING)、中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、山本尚貴(TEAM無限)というメンバーとなった。

Q3:
 いよいよポールポジションを決することになる予選Q3。Q2同様静かな立ち上がりとなったが、Q2と同じく残り5分を過ぎたあたりで各車一斉にアタックへ。そんな中、1分34秒588までタイムを縮めてきたのはオリベイラ! さらに、0.004秒差とわずかに及ばずも次生が2番手へ! 今季Fニッポン本格復帰を果たした次生がフロントロウにつけてみせた。

 3番手には一貴、4番手にはロッテラーと、TEAM IMPUL勢の背後にPETRONAS TOM'S勢がつける展開に。塚越が5番手、デュバルが6番手というグリッドになった。

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