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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.05.13 00:00
更新日: 2018.02.17 07:59

LEON RACING、苦手とする富士で今季初ポイント


LEON RACING

2015 AUTOBACS SUPER GT
Round.2 IN FUJI 500km RACE

7位フィニッシュ!!苦手とする富士で今シーズン初ポイント!!

5/2(土)公式予選14:15~天候:晴れ路面:ドライ気温:25℃路温:47℃

 開幕戦の岡山の荒れた天候とは打って変って第2戦富士は天候にも恵まれ、絶好のレースウィーク。ゴールデンウィーク中ということもあり、来場者は2日間で国内GT開催史上最多の9万人越え!!沢山のレースファンによって埋め尽くされたグランドスタンドは圧巻。

 公式練習がスタートすると、500・300クラス共に続々とコースインし、午後の予選に向けてマシンのセッティングを行っていく。朝から気温、路面温度がぐんぐん上昇。予選はいかにタイヤがいい状態のタイミングでタイムを出すかが重要になってくる。
 治樹選手と尚弥選手は、良いタイムを刻みながら午後に向けてマシンを仕上げていく。LEON SLSにとって富士はストレートスピードが伸びず、苦戦していたサーキットだったが、午前中の走行でも上位をキープして走行するなど、マシンの状態は良好。午後の予選では期待が持てそうだ。

Q1は治樹選手が挑む。
 気温は午前中とほとんど変わらないものの、太陽が照りつけ路面温度は上昇。この時期の富士にしては路面温度がとても高く、タイヤマネジメントが難しくなる。14:17~治樹選手コースイン。他のマシンがアタックを開始していく中、治樹選手はマシンの状態を確認し、アタックするタイミングを伺う。残り7分の時点で23番手を走行。

 その後、11番手まで順位を上げるもまだまだ他車の方が良いタイムを出していた。5周目、1分37秒558のベストタイムを出しLEON SLSは2番手まで順位を上げる。その後、1台のマシンがコースアウトしストップしたことで、赤旗が出される。赤旗が出されたことにより走行時間が残り5分となるも、チームはこの赤旗のタイミングで走行を終えた。再開後、他車がベストタイムを出していくがポジションを譲ることはなく、2番手で終えた。治樹選手は予選Q1を無事突破し、尚弥選手にバトンを繋いだ。

Q2は尚弥選手が挑む。
 300クラスのQ1で赤旗が出た為、スタート時刻が予定より遅くなり、15:06~Q2開始。開始と同時にコースイン。明日の決勝をできるだけ前からスタート出来るよう、尚弥選手は準備を進める。周回を重ねるごとにベストタイムを更新し、4周目1分37秒518のベストタイムを出し、2番手!更なるタイムアップを試みるが厳しく、これ以上アタックしても順位が変わらないと判断し、尚弥選手はピットボックスにマシンを入れる。その後、他車がベストタイムを続々と更新し、5番手へ順位を落としてしまう。LEON SLSは、予選Q2を5位で終えた。

 明日の決勝は十分表彰台を狙える5番手からのスタート!今大会は500kmのロングレース。何が起こるか分からない。LEON SLSは開幕戦での悔しさをバネにチーム一丸となり、表彰台、そして表彰台のテッペンを狙う。