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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.07.08 00:00
更新日: 2018.02.17 09:08

LEON SLS、SGT第3戦タイで5位フィニッシュ


LEON RACING

2015 AUTOBACS SUPER GT
Round.3 IN THAILAND 300km RACE

灼熱のタイ大会。今季最高位の5位でフィニッシュ!

6/20(土) 公式予選:15:00〜 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:37℃ 路温:58℃
 昨年は悔しくもリタイアに終わったタイ大会。今年は昨年の10月開催とは異なり、6月開催となった。毎日、朝から気温が30℃以上ある中のレースウィーク。路面状況は去年より良いものの、例年同様、気温・路温共に高く、タイヤマネジメントが難しくなりそうだ。チームとしては昨年のリベンジを胸に士気を高めていた。

 公式練習では500・300クラス共に続々とコースインし、午後の予選に向けてマシンのセッティングを行っていく。やはり半年前とは、コースの状況が違い、治樹選手は慎重に路面状況やマシンの状態を確認しながらマシンをセットアップしていく。また、尚弥選手はこのサーキットを走るのが初めて。治樹選手やエンジニアにサーキットの特性や走り方などを細かく聞き、予選に向け準備を進める。両ドライバーとも感触は良く、予選に期待が持てる。

 予選Q1は治樹選手が挑む。午前中同様、天候はいいが、予選開始の15:00の時点でも路温・気温共に下がることは無く、高いまま。各チームにとって、いかに条件の合うタイヤで、アタックするタイミングを合わせれるかが大きく順位を左右しそうだ。

 数台のマシンがコースインを開始していく中、治樹選手はコースインのタイミングを伺っていた。チームは路面の状況などを判断し、スタートから6分経過後にマシンをコースへ。思ったよりも路面温度が下がらず、判断が難しい状況だった。3周目、1'37.907のタイムを出すも13番手。コンスタントにタイムを出していくも、他車のタイムが良く中々順位を上げられない。コースの路面状況は思ったほどよくない・・・。そんな中、さすが治樹選手! 5周目に猛プッシュ! 1'35.629のベストタイムを出し、10番手まで順位を上げる。状況の悪い中、治樹選手は予選Q1を見事に突破し、尚弥選手にバトンを繋いだ。

 予選Q2は尚弥選手が挑む。15:45〜Q1を突破した13台のマシンがコースインし、1つでも前の位置からスタート出来るよう、タイムを出していく。各車、続々とコースインしていく中、尚弥選手は2分経過後にコースイン。尚弥選手にとって初めてのサーキットでの予選アタック。だが、午前中の走行でコース特性をしっかり掴んでおり、2周目3周目と周回数を重ねるごとにタイムを縮めていく。ベストタイムを毎周更新していき、3周走行した時点で2番手のタイムを出していた。少し順位を落とすも、4周目1'34.524のベストタイムを出し、2番手に舞戻る! その後、他車が速いタイムを出し悔しくも順位を落とし、4番手でQ2を終えた。LEON SLSは明日の決勝を4番手からスタートする。明日の決勝は十分表彰台を狙える位置からのスタート!灼熱のタイ大会。まだまだ何が起こるか分からない。LEON SLSは昨年の悔しさをバネにチーム一丸となり、表彰台、そして表彰台のてっぺんを狙う。


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