MEDIA RELEASE
2010年10月30日
パシフィック・レーシングチーム/LMP MOTORSPORT
フェラーリ/ポルシェ共に2戦連続の完走
2010年SUPER GTシリーズGT300クラスに参戦する「パシフィック・レーシングチーム/LMP MOTORSPORT」は、10月23~24日にツインリンクもてぎで開催された第8戦(最終戦)で、フェラーリF430 GTCの#27「NAC 衛生コム LMP Ferrari」(山岸大/小泉洋史)、ポルシェ911 GT3 RSRの#28「イワサキインダストリー LMP Porsche」(岩崎祐貴/浅井亮博)と2カーでエントリー。#27フェラーリは13位、#28ポルシェは15位と、2台そろって2戦連続の完走を果たした。
今季最終戦となるもてぎラウンドは、#27フェラーリ、#28ポルシェ共にウェイトハンディを搭載せずに参戦。穏やかな晴天となった23日の予選1回目は#27フェラーリが12位、#28ポルシェが13位でドライバー全員が基準タイムをクリアした。午後の予選は勝ち抜き戦スタイルのノックダウン方式。最初のセッション1では参加23台から16台が勝ち残る。しかし#27フェラーリの小泉はわずかに0.162秒届かず17位、#28ポルシェの岩崎はマシントラブルもあり19位、ここで予選は終了となった。
24日の決勝レースは、曇り空のもと通常より50km短い250kmレースとして14時過ぎにスタートした。予選17位からスタートした#27フェラーリの小泉は8周目には13位まで順位を上げたが、他車両と接触をしポジションダウン。さらにはこの行為でドライブスルーペナルティを受けることとなり19周でピットロードを通過して消化。21周目にピットインを行い山岸に交代した。19位でコースに戻った山岸はじわじわとポジションを回復し、終盤45周目には13位へ順位を上げてチェッカー。残念ながら今季5回目のポイント獲得はならなかった。
#28ポルシェは予選18位から浅井がスタート。着実に周回を重ね9位まで順位を上げた23周目にピットインして岩崎に交代した。岩崎は17位でコースへ。タイヤ無交換作戦を採ったこともあり、なかなか思うようにペースが上げられないまま周回し15位でゴール。ポイント獲得はならなかったが2戦連続で完走を果たした。
岩崎祐貴「タイヤ無交換作戦だったので、僕が乗ったスティントは止まらない、曲がらないでアクセルも思うように踏めずとても苦労しましたが、この2レースでいい経験ができました」
浅井亮博「ポルシェの性能を発揮できる(第7戦)富士が中止になったのは痛かったですが、今回は得意ではないコースでもノーミスで走れたし、連続で無事完走できて良かったと思います」
