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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2012.05.28 00:00
更新日: 2018.02.16 09:20

NAKAJIMA RACING、オートポリスでマシンに光明


2012全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン 第3戦 オートポリス
レースレポート

5月27日(日)天気:晴れ

◇絶好のレース日和となった決勝日。朝のフリー走行では大祐4番手タイム、小暮はトップタイムとレースに向けて着々と準備を進めていく。

 14時30分にスタートを切った54周回の決勝レース。2台とも無難にスタートする。スタート直後の3コーナーで3台が接触、リタイア。波乱のレースになるかと思わせたが、その後は各車のルーティンのピットインまで単調な展開となり、小暮は16周目に早めのピットインを行いコースに復帰する。一方の大祐は、他車の動きを見つつギリギリまでタイミングを遅らせ40周目にピットイン。結果的にはピットインを遅らせた車両のラップタイムがよく小暮10位、大祐11位でチェッカーを受けた。

◇観客動員数:
5月26日(土)予選5,455人
5月27日(日)決勝11,650人

◇コメント
チームディレクター:藤井一三
「今回順位上の数字よりも内容はかなり手応えを感じるレースができました。マシンの問題点も掴めてきたように感じます。次の富士のレースまでには時間もありますので、この点をしっかり解決していいレースをお見せします」

#31 ドライバー 中嶋大祐
「決勝前にマシンのセッティングを大きく変更しましたが、それが功を奏したのかレース中のラップタイムはかなり良くなりました。ですが、ガソリンを多く積んでいるスタート直後のペースが非常に悪く、そこで多くのタイムをロスしてしまいました。11位というのは到底満足のいく結果ではありませんが、毎ラップ全力でプッシュして確実に収穫のあるレースが出来たと思います。次戦まで長いインターバルがありますが、次こそは予選から上位で戦えるようにしっかり準備をしたいと思います」

#32 ドライバー 小暮卓史
「スタートの出だしはすごくよかったですが、渋滞にはまってしまう格好になり、いいポジションを確保することができませんでした。スタート順位をキープしましたが、マシンバランスがよくなく、ペースが上がらなかったので早めにピットインをしました。その後も粘り強く走りましたが、クルマが重い時のバランスがどうしてもよくならず苦戦してしまいました。結局、順位は変わらずレースを終えてしまいました。今回大きく違うセッティングを試しましたが、今後大きな可能性があると感じているのでそれをさらに煮詰めて、パフォーマンスへ繋げるべく頑張りたいと思います」

中嶋悟総監督
「年に1度のオートポリス大会でしたが、今年はここまでの不調の原因を予選までに直し切れず、いい結果を得ることができませんでした。レースは小暮を早めのピットイン、大祐を遅めのピットインと2つに分けて作戦を練りましたが、レース中のタイムにおいては大祐のほうがペースもよく、作戦はそちらのほうが正解だったと思います。但し、ピットイン時の原因不明のエンジンストールでその作戦も活かせず、小暮10位、大祐11位という結果となりました。レース中に少しずつですが光明が見えてきているので、次戦に向けてチームの力を結集して準備を進めてまいります。今大会もご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します」

◇第4戦は7月14、15日に富士スピードウェイにて開催されます。


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