NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第2戦 Kroger 250
開催日:3月31日

4台の“トヨタ タンドラ"がトップ10フィニッシュ

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第2戦「Kroger 250」が3月31日 (土)にマーティンズビル・スピードウェイで開催された。
 同シリーズは開幕戦デイトナ以来、1ヶ月以上の間隔を空けての第2戦開催。

 3月31日(土)午前10時5分から予選が行われ、バージニア州出身のティモシー・ペターズが3番手、ジョニー・ソーターが8番手につけ、11台の“トヨタ タンドラ"が決勝へと進んだ。

 午後2時16分、0.526マイルショートオーバルを250周(131.5マイル:約210km)して競われる決勝レースがスタート。
 序盤は3番手スタートのペターズと8番手スタートのソーターがポジションを守って上位争いを展開。ペターズは37周目には2位に浮上。ソーターは5位、これにチームメイトのマット・クラフトンがポジションを上げて続いた。また、トッド・ボダイン、ジェイソン・リフラーもトップ10圏内へと順位を上げてきた。
 75周目、この日2度目のイエローコーションが出されると各車ピットイン。2位を走行していたペターズは、ピット作業で4位へ後退。
 93周目、今季初レースとなったジョン・ウェス・タウンリーが他車と接触。これに後続が玉突き状態で追突し、イエローコーション。6位を走行していたクラフトンは、電装の不調によりバッテリー交換を強いられ、大きく順位を落としてしまった。
 159周目には、27番手スタートから徐々に順位を上げ、10位に浮上したデイビッド・スターが右リアタイヤのバーストに見舞われ、スピン。“トヨタ タンドラ"勢を襲った不運はこれだけに留まらず、4位を走っていたソーターがサスペンショントラブル、7位につけていたボダインも、右フロントタイヤのパンクに見舞われ、ポジションダウンを余儀なくされてしまった。
 レースは終盤この日7度目のイエローコーションが出され、残り6周での決戦となった。この日、常にトップ5圏内につけていたペターズが5位、リフラー6位、終盤順位を上げてきたルーキーのロス・チャステインとジョン・キングが8,9位で再スタート。
 ペターズは懸命に前を追ったが、惜しくもポジションアップはならず、5位でチェッカー。チャステインが7位、リフラーが8位、キングが9位に入り、“トヨタ タンドラ"は4台がトップ10フィニッシュを果たした。
 第1戦で優勝を果たしたキングは、今大会もトップ10フィニッシュしたことで、ランキングでは首位をキープ。わずか1ポイント差でペターズらが追う形となっている。

 次戦第3戦は4月15日(日)に米国東南部ノースカロライナ州ロッキンガムンのロッキンガム・スピードウェイで開催される。

ドライバー ティモシー・ペターズ:
「いろんなことがあったレースだった。我々は自分のやるべきことをやり遂げ、レースを通して上位を争うことができた。チームとクルーチーフは素晴らしい仕事で“トヨタ タンドラ"を仕上げてくれた。地元のファンの前でトップ5フィニッシュを果たせたことは嬉しい。この勢いを止めることなく次戦ロッキンガムに臨みたい」

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