4月8日、元レーシングドライバーの野田英樹が校長を務めるNODAレーシングアカデミーの開校・入学式が行なわれた。
会場は、ツインリンクもてぎからクルマで5分ほどの場所にあるNODAレーシングアカデミー本校の体育館。第一期生となる小学校から20歳までの10名とその家族、開校に向けて全面的にバックアップした地元自治体やメーカーの担当者などが集い、式は約2時間にわたって執り行なわれた。
野田校長は「これまでF1、インディ、ル・マンといった世界3大レースで養った人材や経験を生かし、心身ともに健全で、地域社会や国家に貢献するとともに、グローバルな視点に立って活躍できる人材を育成することに邁進していきたい」とコメント。併せて2年前にスタートした茂木町との交渉や、関係各所との議論の様子なども語られ、各方面の協力があったからこそ、当日の開校に結びついたことが明かされた。
なお、このNODAレーシングアカデミー本校は、廃校となった小学校の施設が有効活用され、講義を受ける際の教室やエンジニアリングを学ぶ際の実習室としてだけではなく、トレーニングルームや食堂、シャワールームまでも完備。ドライビング実習に使用されるツインリンクもてぎからも目と鼻の先という立地で、モーターレーシング漬けの日々を過ごすことが可能となっている。
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NODAレーシングアカデミー、開校・入学式を実施
