2014年からスーパーGT500クラスに投入されるホンダの新GT500マシン、NSXコンセプト-GT。これまで一般向けには公開されていなかった注目のニューマシンが、27日午後に東京都港区のホンダウエルカムプラザ青山に展示された。
来季からスーパーGT500クラスでは、DTMドイツツーリングカー選手権と車両規則を統一。共通モノコックを使用したニューマシンが投入されるが、このホンダNSXコンセプト-GTは、技術陣の努力でFR用のモノコックを使用しながら、市販車のミッドシップレイアウトをそのまま採用。また、ハイブリッドを搭載しているマシンだ。
2015年に北米で販売開始を予定している市販車のNSXと歩調を合わせるように、来季デビューを予定しているNSXコンセプト-GTは、これまで8月の鈴鹿でのお披露目以降、鈴鹿のレースウイークにピットで展示された以外、一般のファンの前ではほとんど公開されていなかった。
この日、14時30分からホンダウエルカムプラザ青山の前で行われた展示では、14時半の公開前からすでに数人のファンがウエルカムプラザ前で公開を待ちわびた。そんな中、前日までの鈴鹿テストから直接運ばれ、ホンダ本社ビルの横から姿を現したNSXコンセプト-GTには、すぐに人だかりが。青山一丁目交差点を通りかかる人も、迫力のGT500マシンの登場に思わず足を止めた。
その後も多くのファンや、街行く人がスマートフォン等で撮影するなど多くの注目を浴びたNSXコンセプト-GT。9月29日には『Motor Sports Special Day』と題し、スーパーGTとスーパーフォーミュラがコラボレーション。当日スポーツランドSUGOで開催されるスーパーフォーミュラ第6戦の決勝の模様を館内の大画面モニターで楽しめるほか、このNSXコンセプト-GTが館内で展示予定。29日の定員は150名。入場料は無料だ。
ホンダウエルカムプラザ青山ホームページ
http://www.honda.co.jp/welcome-plaza/