OTG MOTOR SPORTS

「GAZOO Racing 86/BRZ Race 2015」シリーズの第3戦が、6月6〜7日に富士スピードウェイを舞台に開催された。「OTG GY 86」を駆り、「Professional Class」にエントリーしている服部尚貴選手は、土曜の公式予選を前に金曜の練習走行でトップタイムをマークするなど、好調の中レースウィークを迎えた。

■公式予選
6月6日(土)午前11時40分〜

 前夜に降りだした雨も早朝には止み、各カテゴリーともにスリックタイヤでの走行となった、この日の富士スピードウェイ。43台と今季最多のエントリーを集めた「Professional Class」の公式予選は、どんよりとした空の下で午前11時40分から始まった。

 30分間のこの予選セッション。開始早々にコースインした服部選手は、ゆっくりとタイヤを温めるとアタックラップに入っていく。

 まだまだ序盤ながらも、メインストレートで前走車のスリップストリームを最大限に活かすことに成功した服部選手の「OTG GY 86」は、わずか3周で2分05秒351という圧倒的なタイムを刻むと、これ以上のタイムアップは難しいと読んでピットインする余裕を見せる。

 まだ半分以上も時間のある予選セッションとあって、開幕から連勝をマークしている谷口信輝選手ら、強豪ドライバーたちが次々にアタックを敢行も、なかなか服部選手のタイムを上回れぬまま、ついにチェッカーフラッグが振り下ろされて公式予選は終了。この結果、服部選手と「OTG GY 86」は念願のポールポジションを手にすることとなった。

■第3戦決勝(10Laps)
6月7日(日)午後2時10分〜
 公式予選から一夜明けた日曜。やや雲の多い天候となった富士スピードウェイで、午後2時10分に第3戦決勝のフォーメーションラップがスタートした。

 スタート進行の間、大勢のファンやメディア関係者が激励に訪れ賑わったアウト側ポールポジションを離れた「OTG GY 86」は、ゆっくりと1周を終えると再びポールポジションに。そして午後2時15分、いよいよ10周の決勝がスタートした。

 レッドシグナルが消えると、服部選手はもちろん上位陣はいっせいに好スタートを切る。しかし、ポールポジションという利を活かした服部選手はトップのまま1コーナーをクリアし、これに谷口選手、近藤翼選手、大西隆生選手らが追走するも、服部選手はオープニングラップからギャップを作るべくスパート。それでも、谷口選手はぴったりと服部選手の「OTG GY 86」に食らいついてくる。

 なんとか谷口選手を引き離そうとする服部選手だったが、ペース自体は谷口選手の方が上回っており、テール・トゥ・ノーズの攻防が続く。さらにレース中盤以降は、3番手以降のマシンがトップ2台に追いつき、三つ巴、さらには四つ巴に発展しそうな様相に。

 それでもトップを死守する服部選手に対し、谷口選手は再三並びかけようとするものの、逆にその間に3番手の近藤選手に間合いを詰められてしまう。この結果、ファイナルラップの最終コーナーをトップで立ち上がった服部選手の背後では、谷口選手と近藤選手が並走しながらの激しい2番手争いを展開することに。

 この2番手争いの間に、コンマ7秒差と僅かにギャップを拡大することに成功した服部選手と「OTG GY 86」は、見事に逃げ切ってトップチェッカー。2位には最後の加速競争に勝った近藤選手、谷口選手は連勝ならず3位に終わった。

 ついに念願の優勝をポール・トゥ・ウインで飾ることとなった服部選手は、マシンを降りると喜びを全身で表現しながらガッツポーズ。この初優勝により、服部選手は21ポイントを加算しランキングでも6位に浮上することとなった。

 次戦は7月11〜12日、スポーツランドSUGOにてシリーズ第4戦が予定されている。

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