NEWS RELEASE
PACIFIC RACING TEAM「PACIFIC マクラーレン with μ’s」
第2 戦富士はエンジントラブルでリタイア
#9 PACIFIC マクラーレン with μ’s レース結果
2015 AUTOBACS SUPER GT 第2 戦 FUJI GT 500km RACE
5 月2 日[土] 予選 天候 / コース:曇り / ドライ
予選Q1 ポジション:19 位(1’39.295)
5 月3 日[日] 決勝 天候 / コース:晴れ / ドライ
決勝ポジション:リタイア(Best Lap 1’41.166)
レースレポート
日本で最も人気を集めるレースシリーズ、SUPER GTシリーズ第2戦が、ゴールデンウィークの5月2〜3日に富士スピードウェイにおいて500kmレースとして開催。PACIFIC RACING TEAM の#9「PACIFIC マクラーレン with μ’s」(白坂卓也/東徹次郎/山脇大輔)は、参加28台中19位からスタートし一時は10位まで順位を上げたが、中盤にエンジントラブルのためにストップ。残念ながら完走はならなかった。
PACIFIC RACING TEAMは、今回レース距離が長いこともあり、白坂と東に加え山脇を起用。山脇はアメリカンフットボールのXリーグでプレーしたアスリートで、ワンメイクレースやスーパー耐久、スーパーカーレースなどを経験し、今回がSUPER GT デビューとなる。またマシンには、昨年同様テレビアニメ「ラブライブ!」で活躍するスクールアイドルユニット「μ’s(ミューズ)」のメンバーが描かれている。
予選日の朝に行われた公式練習では、GT300クラス全27台中22位のタイムでセッティングを探った。開幕前の富士でのテストではウェットコンディションで、またマシントラブルもあったため、ドライコンディションでの走行は初だった。午後の公式予選Q1ではさらにセッティングを変更して白坂がコースイン。セッション終盤に1分39秒295で19位となり、これでスターティンググリッドが確定した。Q2進出のラインは1分38秒349で、その差は0秒946と1秒を切った。開幕戦の最後尾スタートを考慮すると大きな前進だった。
決勝日も雲はやや出ていたものの、朝から五月晴れに恵まれた。朝のフリー走行では白坂がセッティングを確認中のセクター3 で車両リヤから出火。白坂は煙の臭いとモニターで異変に気づき一旦ストレートで車両を止めたが、チームからの無線の指示でコントロールタワー脇まで移動して消火となった。これはブローバイのオイルがエキゾーストに落ちて燃えたもので、幸いにも車両に大きなダメージはなかった。
長丁場の決勝レースは14時12分にスタート。白坂がスタートドライバーを務め、東、山脇とつなぐ予定。「ぜひデビューレースで完走してチェッカーを受けたい」と山脇もスタート前に抱負を述べた。白坂は混乱するオープニングラップで順位を2つ上げて17位へ。さらに#30 GT-R、#50 メルセデス、#48 GT-Rらとバトルを展開しながら9周目には16位へ浮上した。23周を過ぎると早めのピット作業を始めるチームも出始め、白坂は29周目には暫定ながら10位まで順位を上げた。そして34周でピットインして東に交代。同時に燃料補給とタイヤ交換を行った。
東は19位でコースに戻ると、初めて履いたフレッシュタイヤの感触をつかみながら順調に周回。43周目には18位、47周目には17位と順位を上げた矢先のヘアピンで、突然アクセルペダルの反応がなくなり300R手前のコース脇でストップしてしまった。エンジンのトラブルだった。500kmのロングランで多くのデータを蓄積できなかったのは痛かったが、初めてドライコンディションでのデータが取れたことは収穫。次戦のタイラウンドはスキップし、今回のデータを使い車両を万全に整備して、次戦ではさらに前進したレースを展開する予定だ。
以下、チームコメント
神野元樹監督
「第2戦はマクラーレンが得意とする富士スピードウェイ、かつドライコンディションの中でのレースということもあり期待値が高かっただけに、マシントラブルによるリタイアは残念でなりません。早速、ファクトリーにてチームのエンジニア・メカニックと原因の究明及び再発の防止策について話し合いを行っています。ご声援頂いたファンの皆様、次戦では万全の体制で臨みますので引き続き応援を宜しくお願い致します。」
牧野成伸チーフエンジニア
「火がついたりエンジンが止まったりといろんなトラブルがありました。予選はテールエンダーから脱出できましたが、まだまだ実績を積んでいかないといけません。マシンの信頼性を上げていくことが重要だと思っています。応援に来てくださったファンの方々にはとても申し訳ないレースをしてしまいました。前を向いて結果を残せるよう頑張っていきますので、次の富士でも応援をよろしくお願いします」
白坂卓也選手
「開幕戦の時と比べたらクルマは相当良くなっていました。セッティングを大きく変えたことによってコーナリングスピードが高まりました。しかし本来マクラーレンはストレートが速いはずなのですが、どうしても今日までの状態だとストレートで抜けないというか追いつかれてしまっています。SUGOの合同テストまでにはエンジンもやり直す予定ですし、セットアップの方向性も見えて来ましたので、そういう意味では収穫のあるレースになったと思います」
東徹次郎選手
「ヘアピンコーナーを2速で立ち上がった瞬間、アクセルに反応がなく油圧のモニターが低くなっていましたので、惰性で少しでも安全な場所に止めるしかできませんでした。今回はニュータイヤとフル満タンを初めて経験できました。ブレーキのポイントやタイヤの内圧管理などチェックできましたが、やはりもっと走ってタイヤの減り方やタイムの落ち方などを確認したかったですね。マイレージを増やすことで自分も成長できると思いますので、次戦にリフレッシュエンジンになるのが楽しみです」
山脇大輔選手
「今回初めてのSUPER GT参戦となりましたが、ルーキーテストがウェットだったため、ドライでの走り込みは殆ど出来ておらず、自分自身はぶっつけでの参戦となりました。また決勝では残念な結果となりましたが、次戦以降も準備を整えチームに貢献していきたいと思います。」
