スーパーGT第6戦SUGOで、2013年の開幕戦以来となる優勝を飾ったTEAM KUNIMITSU。高橋国光総監督が、久々の優勝とふたりのドライバー、そしてチェッカー後の涙の理由を語った。
「ひさびさの完璧なレースだったので、まず、これまでエンジン開発で努力してくれたホンダ、無限、そしてずっと支えてくれたスポンサーさんにお礼を言いたいです。そして、完璧な走りをしてくれたふたりのドライバーのお陰で勝つことができました。本当に、久々の勝利を味わうことができました。ウチのドライバーは本当、名コンビ。これはどちらが速いとかじゃなくて、ふたりとも速くていいコンビなので、その点、すごく安心はして見ていました」
ーーチェッカー後は、涙を流されてましたね?
「あのね、もうそれこそ、孫と言ったらなんだけど、ふたりともかわいい息子みたいなものでね(笑)。ふたりとも、もうね、性格がすごくいいんですよ。ふたりとも同じような性格で。息子が勝ったような、レーサーの子が勝ってくれて、その成長を喜びました。だって、山本(尚貴)なんて、ついこの前まで、負けて悔しいって泣いていたし、伊沢(拓也)もいろいろ苦労して、昨年は精神的にも大変だったと思うんですよ、胸の内では。その中でようやく、いい結果が出た。ですので、ふたりの今後がますます楽しみになりました」