スーパーGT500クラスでRAYBRIG HSV-010を走らせるチーム国光は15日、東京オートサロン2011 with NAPACの会場で、2011年のスーパーGT参戦体制を発表した。ドライバーは2010年に続き伊沢拓也、山本尚貴のコンビが務める。
ホンダHSV-010 GTのデビューシーズンとなった2010年は、フレッシュな伊沢、山本のコンビで開幕戦鈴鹿で表彰台デビューを飾るなど鮮烈な活躍をみせたが、2010年は結局未勝利。2011年は若手コンビの勢いを保ちつつ、優勝とチャンピオンに向け臨むこととなった。
他のGT500チームに先駆けての発表となったRAYBRIG HSV-010のチーム体制としては、メインスポンサーもRAYBRIGブランドでスタンレー電気が引き続き務め、高橋国光監督、M-TECのメンテナンスも継続。すでに昨年末からテストも開始しており、万全の体制だ。
「2010年はチャレンジの年となり、結果には残らなかった部分はありましたが、大きな自信を得る事が出来ました。2011年は“勝利”に対してもっと貪欲に、そして最高の結果を出す為に今年はもっと攻めます」と伊沢はチーム公式サイトに語る。
また、山本も「今年もチャンスを頂けたことに、高橋国光監督を始め、チームの皆様、そしてスポンサー各社の皆様方に大変感謝しています。チーム体制も昨年とほぼ変わりませんし、特に伊沢選手と今年もコンビを組ませていただけると言うことは僕にとって強みですし、最高の環境の中で今年も戦うことができます。とにかく今年は“勝つ”ことにこだわりたい」と必勝を誓った。
