KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4Mcoupe
植田正幸・川口正敬・GAMISAN組の2戦連続3位
岡部自動車DIXCEL TEAM TETSUYA Z
田中モジョル・田中哲也は大逆転で初優勝!
TRACY SPORTS S2000の金子昌広は2戦目にして3位表彰台を獲得

 開幕戦SUGOから約2カ月が経過した7月23日24日スーパー耐久第2戦が静岡県富士スピードウェイで開催されました。

 今大会は2DAY開催のため金曜日に1時間の専有走行が3回行われます。参加台数も各クラスで増加、ST-Xが1台、1クラスが5台、2クラスが9台、3クラスが9台、4クラスが9台、5クラスが5台で総参加台数38台で争われます。

 各車専有走行では精力的に走行を重ね、予選、決勝に向け調整を進めます。

 専有走行総合のトップタイムはST-X #21 Audi R8の1'43"821、ST-1クラスのトップは♯1のZ4が1'48"068を記録、#11KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4は0.4秒の僅差でクラス4番手タイムを記録して初日を終えます。

 3クラスの#15岡部自動車DIXCEL TEAM TETSUYA Zに、開幕戦SUGO大会の日程変更の影響でVLNと重なってしまい参加できなかった田中哲也選手がチームに合流するものの#51のZ33から約1秒遅れて1'54"833でクラス5番手、4クラスの#41 TRACY SPORTS S2000の金子昌広選手はセッティングに苦しみ2'01"059でトップ#62に3秒弱の差を空けられクラス8番手で終えます。

 23日(土)朝から公式車検を行い、ピットウォークを終えた午後12時55分より1グループAドライバーの公式予選が始まります。

 #11 KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4のアタックは植田正幸選手。専有走行ではに肉薄していただに期待が高まります。予選開始早々からコースインタイムアタックを行います。1周目2周目と49秒台、3周目にBEST LAP1'48"828を記録するも#25ポルシェの土屋選手が1'47"445でトップ#1が48"107、#28が48"139で#11植田選手はクラス4番手で予選を終えます。

 2グループAドライバーの公式予選の開始時間になり数台がコースに入ったところで車両回収のため赤旗が提示されます。10分間中断となり午後13時20分15分間の予選が再開。#15岡部自動車DIXCEL TEAM TETSUYA Zのアタッカーは長島正明代表、計測2周目には55"095をマーク、更に4周目に1'54"648を記録して5番手で予選を終えます。チームメイトの#14小松正臣選手が1'53"369を記録して3クラスのトップに立ちました。

 4クラスは#60小林選手が1'58"462でトップ、#41TRACY SPORTS S2000の金子昌広選手は自己ベストを更新する2'00"174を記録するもクラス7番手となります。インターバル後Bドライバーの予選が開始されます。#11のBドライバーは川口正敬選手、計測3周目に1'48"515を記録してクラス3番手タイムを計測し早々にアタック終了。クラストップは#1柳田選手が1'47"237を記録。#25の久保選手が1'49"393だった為、合算で#1が逆転でトップ、2番手が#28のZ4、3番手に#25ポルシェ、#11は4番手のポジションが決まりました。

 続いて2グループは#339NSXの佐々木孝太選手が1'53"678でトップに#15岡部自動車DIXCEL TEAM TETSUYA Zの田中モジョル選手はアタックの時間を遅らせるもタイムが伸びず1'55"045でクラス7番手、合算でクラス6番手のポジションに。#41 TRACY SPORTS S2000は吉田広樹選手が1'59"276でクラス3番手、合算でクラス6番手からのスタートが決定しました。

 夕方16時になるとCドライバーの予選が開始されます。決勝レースを見据える中で重要な走行になります。

 #11GAMISAN選手は1'49"299を記録し#1 Z4の谷口選手に続くクラス2番手で予選を終えます。#15岡部自動車DIXCEL TEAM TETSUYA Zは田中哲也選手が走行。1'54"815を記録するもクラス2番手、マシンにライバルとの差を感じ予選終了。#41 TRACY SPORTS S2000は藤村選手が2'02"287でクラス7番手で予選を終えました。

 翌日は雲に覆われ涼しくも感じられる天候の中、午前8時30分フリー走行が行われ決勝前の最終調整を行います。#11KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4は川口正敬選手が1'49"036でクラス4番手タイム、#15岡部自動車DIXCEL TEAM TETSUYA Zは田中哲也選手が1'54"993でクラス5番手、#41TRACY SPORTS S2000は吉田広樹選手が2'01"071でクラス8番手で決勝前の最後の走行を終えました。3台とも上位進出には作戦面が重要な鍵となりそうです。

 午後12時25分コースインが開始され決勝レースの準備が始まります。スタートドライバーは#11KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4がGAMISAN選手、#15岡部自動車DIXCEL TEAM TETSUYA Zは長島正明選手、#41TRACY SPORTS S2000が金子昌広選手がステアリングを握ります。

 フォーメーションラップが行われ13時に4時間の長い戦いが始まりました。#11GAMISAN選手は順調な滑り出しでポジションキープのクラス4番手、#15長島正明選手は♯7 RX-7と#39 IS350に先行されてしまい8番手に、翌周#39を攻略するも#77 Z33に抜かれます。#7を交わし7番手に順位を戻すと前を走っていた#35 Z33が100Rで体制を崩しコースアウト順位を6番手に、その後ペースの上がらない#339NSXを13周目に攻略し5番手に浮上、23周目には#34 Z34がトラブルでPITに戻り4番手に上がります。その後軽くなった#339に35周目に先行を許し5番手にポジションを落とします。更に2クラスのランサーがエンジンブローしたオイルに乗ってしまいスピン、順位は落ちなかったものの15秒近いロスを喫してしまいます。その後10周走りPITイン、スピンで痛めたタイヤを4本交換し田中哲也選手にステアリングを託します。

 一方#41金子昌広選手もスタートに失敗し順位をクラス最下位まで落としてしまいます。燃料の重い状態のマシンのコントロールに苦しみながらも、徐々にペースを上げ#9と#38 S2000のトラブルなどにも助けられ56周走行し見た目の順位でクラス2位まで上げて藤村選手にバトンを渡します。#11GAMISAN選手も8周目に#25のポルシェを交わしてクラス3位に浮上し44周周回し川口選手に交代します。しかし、ここでエンジンがかからずタイムロス、順位変動は無かったものの前を行くライバルに差をつけられてしまい望みが断たれます。

 クラス6番手で復帰した#15のセカンドスティントを務める田中哲也選手は、ライバルよりも1秒から2秒以上速いタイムで次々に前を行くマシンをパス。タイムも単独で走っているかのように1分55秒台で安定して走行、更に燃料が軽くなって来た頃に54秒台にペースを上げ93周目見た目上トップに浮上します。その後もペースを落とさず95周でPITイン、左側2輪交換し田中モジョル選手がコースに復帰します。ピットロード出口でストレートを行く#14 RX-7と交錯、先行を許すも懸命に追いすがりますが、#14 杉林選手のペースは速くじりじり離される苦しい展開。このまま2位で終わりかと思ったその瞬間、トップの#14に10秒ストップペナルティーが出されます(黄旗区間で追い越したため)。これで難なくトップに浮上、残り周回を走り切り今季初優勝!モジョル選手は嬉しいレース初優勝となりました。

 #11の最終スティントは植田正幸選手、#25の土屋武選手に詰め寄られるも逃げ切り3位表彰台を獲得!

 #41も最終スティントの吉田選手が#100 DC-5を抜いて3位表彰台を獲得!ルーニースポーツドライバーが全員表彰台獲得となりました一ヶ月後は地元に近い岡山、この結果に満足せず更に気を引き締めて挑みたいと思います。

Rn-sports
植田正幸(11号車:KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4 Mcoupe)
「2か月の間にテストを重ねて少しライバルとの差は縮められた気がします。しかし、差が少し縮まっただけで、まだまだ努力を続けないと勝つまでには至らないと思います。次は地元に近い岡山なのでPETRONASチームの一角を崩せるよう頑張りたいと思います」

田中モジョル(15号車:岡部自動車DIXCEL TEAM TETSUYA Z)
「チームメイトの14号車のペナルティーで勝てたので複雑な心境ですが優勝できて嬉しいです。哲也さんが頑張って追い上げてくれたので無駄にしてはいけないと乗る前は本当に緊張しました。走行中は自分のベストの走りをすることだけに集中して走らせました。自分のペースを上げて14号車を抜ければ良かったのですが速くて付いていけませんでした。次は地元の大阪に近い岡山なので実力で勝てるように頑張りたいと思います。」

田中哲也(15号車:岡部自動車DIXCEL TEAM TETSUYA Z)
「岡部自動車さんとは、去年からお世話になっていましたが、初めて一緒にレースさせてもらって優勝できたのは本当に嬉しいです。更にモジョル選手と初めて組んだレースで勝てて本当に良かったです。この優勝でランキングも2位に上がったのでSGTとWチャンピオン目指して頑張りたいと思います。」

金子昌広(41号車:TRACY SPORTS S2000)
「4時間トラブルなく走るマシンに仕上げてもらったメカニックには本当に感謝しています。表彰台に立てた事はとても嬉しく思っています。しかし、ライバルとの差を痛感したレースでした。DC5の速さには正直驚きました。チームメイトの吉田選手には絶対負けたくなかったのですが、負けてしまった気がします。経験不足ですね。レース序盤のマシンコントロールに苦しんで最下位まで落ちてしまいました。まだまだ未熟なところが沢山出たと思います。今回は56周と2時間近く走らせてもらってマシンの変化が経験できたので少しは成長できたのでは無いかと思います。あきらめずに走らせてくれたチームに感謝します。この2レースで経験したことを生かして岡山は更に上に行ってチームに恩返ししたいと思います」

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