スーパー耐久第2戦インジェは25日、Aドライバー/Bドライバーの予選が行われ、両レースとも28号車PETRONAS SYNTIUM TEAMの28号車メルセデスベンツSLS AMG GT3がポールポジションを獲得した。

 今回のスーパー耐久第2戦インジェでは、日曜日の決勝でAドライバーによる45分間のレース1、同じく45分間のレース2という形で争われるため、今回の予選はA、Bそれぞれによる予選で2レースのグリッドを決めていく。また、走行枠は3つのグループに分けられ、1グループはGT3、ST2/3。2グループはST4/5、グループ3は韓国から参戦するSTK-1〜3クラス(ストックカー、ヒュンダイ・ジェネシスクーペ、ヒュンダイ・アバンテクーペ)という枠になる。

 14時30分からスタートしたグループ1。午前中のフリー走行から初走行かつ、スリッピーなコースに多くのドライバーが苦しんでいたが、ファリーク・ハイルマン駆るPETRONAS SYNTIUM TEAMの28号車メルセデスベンツSLS AMG GT3が1分35秒456というタイムをマークし、レース1のポールポジションを奪う。それに続いたのは僚友のメルビン・モー駆る1号車メルセデスで、PETRONAS SYNTIUM TEAMのメルセデス勢がフロントロウを占めた。

 3番手につけたのは、朝のフリー走行でミッショントラブルが発生し走行できなかった81号車ニッサンGT-R。予選でも一度ピットに戻り、青木孝行が終盤にアタックして1分35秒927というタイムをマークした。4番手には谷口行規がドライブした3号車ポルシェ911GT3Rがつけ、5番手にはスーパーフォーミュラのインジェ戦の出場候補筆頭に上がっているキム・ドンウンが駆った、STK1クラスのV8エンジン搭載のストックカーがつけた。

 ST3クラスは、佐藤晋也がドライブした80号車PETRONAS TWS GS350が総合6番手でクラストップ。38号車TRACY SPORTS IS350が2番手。ST4クラスは太田侑弥が駆るDIJON IS WAKO'S ED DS5が総合8番手/クラストップとなった。1台のみの参加となっているST2クラスは、山下潤一郎が駆り総合10番手となった。STK3クラスはハ・ダエイウ駆る258号車がトップとなっている。

 続くBドライバー予選。グループ1では、28号車メルセデスをかるジョノ・レスターが1分35秒048というタイムをマークするが、星野一樹駆る81号車GT-Rがなんと1分35秒048という同タイムをマーク! しかし、レスターの方が出したタイミングが早かったため、28号車が連続PPを獲得した。2番手は81号車GT-R、3番手には1号車メルセデス、3号車ポルシェが4番手となった。

 5番手につけたのはまたも250号車ストックカーで、韓国勢の最上位に。6番手には吉本大樹がドライブした80号車GS350。7番手には植田正幸がドライブした38号車IS350が続いた。8番手にはSTK3クラストップとなる252号車ヒュンダイ・ジェネシスクーペがつけたが、今回9台がエントリーしているジェネシス勢はかなりドライバーのレベルにバラつきがありタイムも差がある。全体的には概ねST4クラスに近いタイムとなっているようだ。

本日のレースクイーン

綾瀬優あやせゆう
2025年 / スーパーGT
RUNUP Rising Angels
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円