17日、十勝24時間レースの大会組織委員会は十勝スピードウェイホームページ上で、2009年『第16回十勝24時間レース』の開催を休止すると発表した。
3月末に、十勝スピードウェイの施設所有会社である十勝モーターパーク株式会社の精算が決議されたが、施設を賃貸し業務運営を担ってきたインラーランド株式会社ではこれを受け24時間レースの開催について検討を続けてきたという。
しかし、レース開催3ヶ月前となったこの段階でも施設の使用が確約されていないため、インターランドでは「関係各所の混乱を避ける意味から」2009年大会の休止を大会組織委員会で決断したという。
「モータースポーツファンの皆様へ」と宛てられた発表は「開業2年目(1994年)に第1回大会を開催し、日本で唯一の自動車による24時間レースとして昨年まで15回開催してまいりました。今年の第16回大会を楽しみにお待ちいただきましたモータースポーツファンの皆様、及び大会関係者の皆様、そして過去15回の大会を支えて頂いた多くの皆様に、心よりお詫び申し上げます」と締めくくられている。
これに伴い、今季の第4戦として予定していたスーパー耐久機構では、十勝側の発表を尊重し開催を断念するとともに、代替大会の開催を至急検討するとしている。この代替大会は24時間レースとは限らず、既存サーキット、またはそれ以外の選択肢も考えていくという。なお、代替大会の決定、もしくは第4戦に該当する大会を削除するかどうかは、第2戦スポーツランドSUGOまでに決定するとのことだ。
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S耐:2009年の十勝24時間は休止に STOは代替大会の開催を検討へ
