スーパーGT第9戦もてぎは決勝日を迎え、午前8時45分から30分間のフリー走行が行われた。このセッションでは昨日トラブルに見舞われたKRAFT SC430がトップタイムをマーク。ARTA NSXが2番手で続いている。GT300クラスはダイシン アドバン Ferrariがトップだった。
朝から沢山のファンが訪れ、場外道路に渋滞が発生するほどの賑わいをみせているスーパーGT第9戦決勝日。晴天の下、午前8時45分から30分間の予定でフリー走行がスタートした。コースオープンからほぼ全車がコースインし、決勝に向けてのタイヤの評価やセットアップを進めている。
GT500クラスは序盤、ランキング3位のARTA NSXが1分47秒761というタイムでまずはトップに浮上する。それに続くのはMOTUL AUTECH GT-R、PETRONAS TOM'S SC430とランキング上位3台がトップ3に並ぶという展開となる。
しかし、開始から10分が経過すると全体的にタイムが向上し、DUNLOP SARD SC430、ROCKSTAR童夢NSXも上位へ。その中で、開始15分にトップとなったのは予選でトラブルが発生、GT500の最後尾スタートを強いられたKRAFT SC430。石浦宏明が他車を大きく離す1分45秒630というタイムをマークした。
そのまま30分間のセッションは終了し、KRAFT SC430がトップタイム。ARTA NSXが全体的なラップタイムも良好で2番手、3番手にはDUNLOP SARD SC430という展開となった。PETRONAS TOM'S SC430は4番手、MOTUL AUTECH GT-Rが5番手でセッションを終えている。
なお、GT-R勢は昨日の走り出しはIMPULカルソニックGT-Rのみが装着していたリヤ下部のディフューザーを予選から全車が装着している。
GT300クラスは、序盤M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7がトップに立つも、予選ポールポジションのダイシン アドバン Ferrariがトップへ。M7雨宮SGC 7、そしてJIMGAINER ADVAN F430が3番手で続くこととなった。4番手にはアップル・K-one・紫電、5番手には初音ミク Studie GLAD BMW Z4がつけている。