13日、ツインリンクもてぎで今季からスタートしたSUPER CAR RACE SERIES(SCR)の第1戦が開催された。決勝レース1、2とも飯田太陽/水谷晃組ケーズフロンティアDR 458が優勝を飾っている。

 ヨーロッパで行われているような、FIA GT3カーによるレース開催を目指し2014年からスタートしたSCR。もてぎチャンピオンカップレースの中で開催された第1戦には、FIA-GT3車両のクラスIにはポルシェ911 GT3R、フェラーリ458、メルセデスベンツSLS AMG GT3という3台が揃い、カップカーによるクラスIIは5台、GT4車両が1台と、合計9台のエントリーとなった。

 迎えた9時15分からの予選では、Aドライバー予選で飯田太陽が駆るケーズフロンティアDR 458が1分53秒561をマークするも、Bドライバー予選でケーズフロンティアGT3を駆る高木真一が1分51秒860という圧倒的なタイムをマーク。ケーズフロンティアGT3はA、Bドライバー合計で3分45秒445となり、記念すべきSCR初レースのポールポジションを獲得した。

 12時10分からスタートした50分間の第1戦では、ケーズフロンティアGT3がホールショットを決めるも、15周を消化したところでストップ。飯田/水谷組のケーズフロンティア DR 458が、小林賢二/竹内浩典組KDCこばやし歯科・SHIFT SLSをおさえ優勝を飾った。IIクラスは、NAORYU/佐々木孝太組AGE-AGE-458が優勝した。

 14時50分からの第2戦では、第1戦でストップしたケーズフロンティアGT3がスタートできず。2台のGT3カーによる優勝争いとなったが、飯田/水谷組のケーズフロンティア DR 458が30秒差をつけ小林/竹内組を振り切り連勝を飾った。IIクラスもAGE-AGE-458が連勝を飾っている。

 9台のエントリーと、レースとしてはまだまだ発展途上を感じさせたSCRだが、パドックではこれまでの国内レースでは見られなかったようなホスピタリティスペースが用意されるなど、新たな試みも行われた。今後の展開、エントリーの増加に期待したいところだ。

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