全日本選手権スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションは13日、2月18日(火)〜19日(水)の2日間、富士スピードウェイで行われる第1回公式合同テストのスケジュールとエントリーを発表した。
全車が新型車両、ダラーラSF14を導入して行われる最初の公式合同テストが幕を開ける。富士スピードウェイで18日からスタートする公式テストは、各チームにSF14がデリバリーされて以来初となるテストであり、今季を占う上でも非常に重要なテストと言える。
すでにトヨタ、ホンダから今季の参戦ドライバーが発表されており、今回参加するドライバーはそれに沿ったものとなっているが、今季参戦する19台に加えホンダ開発車が1台参加する予定で、テスト走行車両は20台。このホンダ開発車のステアリングを握るのは、SF14の初走行以来開発を担い、今季GP2に参戦する予定となっている伊沢拓也だ。
また、PETRONAS TOM'Sの37号車のエントリーがTBNとなっている。本来37号車は中嶋一貴がドライバーだが、一貴はWEC世界耐久選手権のテストに参加すると言われており、今回は欠席となっている。
今季からスーパーフォーミュラに参戦する元F1ドライバーであるナレイン・カーティケヤン、ビタントニオ・リウッツィに加え、昨年タイトルを争ったアンドレ・ロッテラーやロイック・デュバルも参加予定となっており非常に注目度は高いと言えるだろう。また、ルーキーの中山雄一や野尻智紀、復帰の石浦宏明にも注目したいところ。
テストは両日とも午前が10時〜12時、午後が14時〜16時の予定。一般の入場も可能で、サーキット入場料でメインスタンド、第1コーナースタンド、レストランORIZURU前芝生席等でテスト観戦が可能だ。なお、両日ともパドックフリーとなっている。