全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦オートポリスは2日、公式予選が行われ、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)がポールポジションを獲得。ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)が2番手につけた。

 前日の予選日には、強い雨と視界不良により二度の赤旗が提示され、結果的に予選順延となったスーパーフォーミュラ第2戦オートポリス。決勝日となる2日の朝のフリー走行の時間を使って、35分1回の公式予選が行われることとなった。

 迎えた決勝日のオートポリスだが、雨は完全には上がらず、細かい霧雨がサーキットを覆い、ウエットコンディションは変わらず。ただ、前日とは異なり走行には支障がなく、9時30分のコースオープンとともに、少ない走行時間を使おうと多くのマシンがコースインした。

 ここ数年スーパーフォーミュラの予選はノックアウト形式で行われていたため、今回のようにひとつのセッションで争われる予選は変則的。多くのマシンが周回を重ねることで少しずつ水が捌けていき、タイムも向上していった。

 そんな予選で、序盤からタイミングモニターのトップに君臨し続けたのは前日のフリー走行でもトップタイムをマークしていたロッテラー。山本尚貴(TEAM無限)、松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)と続いていく。

 しかし、開始19分というところで、その時点で6番手につけていた伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)がクラッシュ。フロントを壊してしまい、グラベルにストップしてしまったため赤旗が提示された。

 セッションは残り17分というところで再開されたが、この時点でかなり雨は上がりコンディションは好転。そんな中、オリベイラがタイムを上げロッテラーからトップを奪っていく。

 しかし、終盤さらにタイムを上げたロッテラーが再びオリベイラからトップを奪還すると、そのまま今季初戦でポールポジションを決めてみせた。2番手にはチェッカー間際に山本尚貴(TEAM無限)がタイムアップしていたものの、オリベイラが再びタイムを縮め2番手に。山本は3番手となった。4番手には松田、5番手に中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)という予選順位となっている。

 決勝レースはこの後14時45分にスタートが切られる予定だ。

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