全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は29日、スポーツランドSUGOで朝のフリー走行が行われ、30分間の走行でロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)がトップタイムをマークした。
決勝日を迎えたスポーツランドSUGOは、空には雲も浮かぶものの青空がのぞく天候となった。9時15分から始まったセッションでは、コースオープンとともに多くのマシンが周回を重ねた。序盤は、1分9秒~10秒台でタイムシートが推移するなか、中山友貴(HP REAL RACING)やNAKAJIMA RACING勢が1分8秒台で上位につけていく。
セッション後半に入ると、多くのマシンが1分8秒~9秒台のラップタイムで周回。決勝はポールポジションからスタートするデュバルは、セッション折り返しを過ぎたところで2番手につけるタイムを記録した。
チェッカー間際になると、デュバルが1分8秒049をマークし、セッション終了に。その結果、デュバルの記録したこのタイムが朝のフリー走行のトップタイムとなった。2番手には中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、3番手に中山が続き、決勝3番手スタートのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が4番手につけている。
一方、前日の予選で2番グリッドを獲得した山本尚貴(TEAM無限)は、後半に足回りの作業をする姿も見られるなか、このセッションは15番手に。また、同じくTEAM無限の佐藤琢磨は、セッション中盤に1コーナーでコースオフする場面もあったものの最後まで走行を続け、13番手で朝のフリー走行を終えた。
