2014年から全日本選手権スーパーフォーミュラに投入される新シャシー、SF14のテストが7月31日〜8月1日とツインリンクもてぎで開催され、トヨタテスト車両は1日目を中嶋一貴が、2日目をアンドレ・ロッテラーがドライブ。ホンダテスト車を伊沢拓也がドライブした。

 7月10日〜11日に富士スピードウェイで第1回目のテストが行われシェイクダウンされたスーパーフォーミュラSF14は、今回のもてぎでのテストが2回目の走行。1日目は第1回に続き一貴がトヨタ車のステアリングを握り、伊沢がホンダ車をドライブした。

 前回のテストでも回転を上げて走っていた一貴のトヨタ車は、初日午前から快調に周回を重ねていき、開始直後から1分34秒台をマーク。その後もコンスタントに3周程度のラップを重ねていきながらピットインを繰り返し、午前は1分34秒180をマーク。一方、伊沢のホンダ車は2周ごとにピットに入っていき、1分37秒096がベストとなった。

 この日は午前、午後とも晴天で、ドライのまま午後のセッションがスタート。一貴のトヨタ車は午後も快調で、3回目のピットアウト後には1分33秒234というベストタイムをマーク。その後20周程度の連続周回も重ねるほどで、ラップタイムも1分35秒台を正確に刻み続け、仕上がりの良さを感じさせた。ホンダ車も周回を伸ばし、1分36秒303というタイムをマークし初日を終えている。

 2日目は、朝から曇り。路面はウエットとなった。トヨタ車はこの日アンドレ・ロッテラーにドライバー交代し周回。序盤こそウエット路面だったため1分50秒前後のラップだったが、途中30分程度ピットへ。その後は1分35秒程度まで縮め、午前は最終周に1分34秒434までタイムアップした。

 伊沢が継続して2日目もドライブしたホンダエンジン車は、11周を終えたところで長いストップ。このセッションは16周を消化し、1分38秒298がベストとなっている。なお、このセッションではトヨタ、ホンダ両車とも1度ずつストップしたが、大きなトラブルではなかったようだ。

 2日目午後はドライに転じ、トヨタ車、ホンダ車ともに快調に周回。ロッテラーのトヨタ車は1分    33秒549と、1日目の一貴とほぼ変わらないあたりまでタイムを縮め、また伊沢のホンダ車も34周を消化し、最後の周回では1分34秒419までタイムアップ。両車とも、昨年8月のもてぎ戦でのポールポジションタイムを超えてみせた。

 今回のもてぎテストではウエット路面のフィーリング等も確認されたほか、ロッテラーと一貴によるフィードバックの違いも明らかになり、有意義なテストとなった様子。ロッテラーもクイックな挙動のSF14に上機嫌の様子だった。

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