全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は28日、スポーツランドSUGOで開幕を迎え、まずはフリー走行でロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)がトップタイムをマークした。
韓国のインジェ・スピーディウムで予定されていた第5戦が中止となり、前戦もてぎから約2ヶ月の間隔をあけて迎えた第6戦SUGO。午後には予選が行われる28日は、少し肌寒いものの快晴のもと、午前9時より1時間のフリー走行が始まった。
セッション開始直後から各マシンとも周回を重ねていくなか、タイムシート上位は1分7秒台で推移。松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)やジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)らが上位に名を連ねていくが、セッション折り返しというタイミングでデュバルが1分6秒902をマークして首位に。終盤まではデュバルがトップをキープする形となった。2番手に松田、3番手の国本雄資(P.MU/cerumo・INGING)も僅差でデュバルに続いた。
セッション残り5分を切ると、予選シミュレーションのため各マシンが再びコースイン。ロッテラーが1分6秒を切ろうかというタイムでトップに躍り出るが、続いたデュバルは1分5秒889をマークして首位を奪還。その後もトップタイムは更新されずにチェッカーとなった。
その結果、デュバルがただひとり1分5秒台に入れてこのセッションのトップに。2番手にロッテラー、3番手にはデュバルの直後にコントロールラインを通過した小暮卓史(NAKAJIMA RACING)がつけた。4番手に中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)、5・6番手には松田、オリベイラのLenovo TEAM IMPUL勢がつけている。
また、今回のレースではインディカー・シリーズに参戦している佐藤琢磨がTEAM無限からスポット参戦。1コーナーでコースオフを喫する場面も見られたものの、徐々にタイムアップを果たし、9番手でフリー走行を終えている。
