スーパーGTの今季最終戦となる第8戦もてぎが23日、ツインリンクもてぎで開幕。朝の練習走行は3回の赤旗が出る中、ランキング首位のウイダーHSV-010がトップタイムをマーク。KEIHIN HSV-010、ENEOS SC430と続いた。
いよいよ今季最終戦を迎えたスーパーGT第8戦ツインリンクもてぎ。予選日のもてぎは快晴で、絶好のレース観戦日和。前日にドライバーから聞かれたコメントとしては、多くのドライバーが今季最後のGTレースを勝利で締めくくりたいと考えているようで、午前9時5分から始まった公式練習でもコースオープン前からズラリとピットレーンにマシンが並び、各陣営の意気込みが感じられた。
GT500では、8台ほどが序盤から連続周回を重ね、カルソニックIMPUL GT-R、さらにRAYBRIG HSV-010、ウイダーHSV-010といったところが上位につけていく。カルソニックは一時スローダウンする姿がモニターに映ったが、すぐにレーシングスピードに戻している。また、PETRONAS TOM'S SC430は序盤30分間一度もラップを刻んでおらず、その後コースインした後も5コーナーでコース緒オフを喫し、さらにその後も長いガレージ作業を強いられている。
開始から40分が経過したころ、イワサキインダストリー LMP Porscheが最終コーナーでコースオフ、車両回収のために赤旗が提示される。セッション再開後、M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7などがコースオフするが、大きなアクシデントもなくセッションは進行した。
しかし、残り10分少々というところで各車がタイムアップをはじめたところで、最終コーナーでNAC衛生コムLMP Ferrariがスピン。コース上に停止してしまい、このセッション2回目の赤旗中断。セッションは残り6分で再開。5分間延長され、10時55分にセッション再開となった。
赤旗再開後、各陣営予選シミュレーションに入っていくが、再開後すぐに今度は初音ミク×GSRポルシェが最終コーナーでコースオフ、グラベル上にストップしてしまったため、三度赤旗が提示されることに。
セッション再開後、ほぼ全てのマシンがコースに飛び出していくが、多くのマシンがタイムアップはならず。GT500クラスのトップはランキング首位のウイダーHSV-010。ランキング3位のKEIHIN HSV-010が2番手に続き、ランキング2位のENEOS SC430が3番手となった。
GT300クラスはマッハGOGOGO車検408Rがトップタイムをマーク。アップル・K-one・紫電、ウェッズスポーツIS350と続くトップ3となっている。ランキング首位のARTA Garaiyaは7番手、2位M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7は15番手となっている。
