スーパーGT第5戦SUGOはスーパーラップ進出を懸けた予選1回目のセッションが行われ、午前の練習走行でもトップタイムをマークしたMOTUL AUTECH GT-Rがこのセッションでもトップに。RAYBRIG HSV-010、ARTA HSV-010というトップ3となっている。
12時45分からスタートしたスーパーGT第5戦SUGOの予選1回目。今回も混走、GT300、GT500と3つに分かれた形でセッションが行われる。GT500クラスでは、序盤にZENT CERUMO SC430、MJ KRAFT SC430、PETRONAS TOM'S SC430とSC430勢が上位につけていく。
開始15分にSC430勢を上回ってきたのは前戦のウイナー、カルソニックIMPUL GT-R。MOTUL AUTECH GT-Rも上位につけてくる。HSV-010勢もKEIHIN HSV-010、RAYBRIG HSV-010、ウイダーHSV-010がタイムを上げ、上位陣は混戦模様となっていく。
セッション開始から20分を過ぎたあたりで、365サンダーアジアMT900Mがコースオフ、さらにBOMEX LIAN BOXSTERがコースサイドでストップしたため、赤旗が提示され一時中断。GT300の占有走行でセッション再開となった。
GT300の占有走行帯でのアタックの結果、トップタイムをマークしたのはアップル・K-one・紫電。エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ、M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7と続き、JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430が4番手、COROLLA Axio apr GTが5番手という結果となった。混走の時間帯に一時トップに立っていたR&D SPORT LEGACY B4は11番手という結果となっている。
GT300の占有走行終了間際、SPコーナーの出口でHASEMI SPORT TOMICA Zが体勢を乱しスピン！ リヤからバリアにクラッシュし、セッションは再度赤旗中断に。ドライブしていた星野一樹は天を仰ぎ悔しがった。
再開後スタートしたGT500クラスの占有走行。チェッカーまで残り3分ほどというところで、激しいアタック合戦が展開されることになる。その中で、なんとS字の先で午前中から好調だったMJ KRAFT SC430がストップ！ それを傍目にタイムが更新されていくことになる。
最終的にトップタイムとなったのは、前年のSUGOウイナーでもあるMOTUL AUTECH GT-R！ 次いでRAYBRIG HSV-010、ARTA HSV-010というトップ3に。ウイダーHSV-010、ENEOS SC430がトップ5を占めた。MJ KRAFT SC430は先に出していたタイムで8番手。1/1000秒差でなんとかスーパーラップ進出を果たしている。
