スーパーGT第6戦鈴鹿でポールポジションを獲得したARTA HSV-010、CINE CITTA'タイサンポルシェのドライバーが予選・決勝について語った。GT500クラスでデビューPPを獲得した小林崇志は「ポールを獲ったという実感が湧いていないので、なんとコメントしたらいいか、わからないという状況です」とルーキーらしいところをみせた。

GT500クラス ポールポジション
ARTA HSV-010
ラルフ・ファーマン
「小林選手は素晴らしい働きをしてくれたと思います。このクルマにそんなに乗っていないのに、こうしてポールポジションを獲得してくれたし、本当によくやってくれました。今日は僕たち3人ともいい仕事をしたんじゃないかなと思います。今シーズンはここまで厳しい戦いが続いているけれど、このレースをターニングポイントとしたいと思っています。レースではまず第1スティントが重要になってくると思います。長いレースになりますので、あまりリスクをかけないようにしながら走りたいですね。クルマの調子はとてもいいので、それを活かして3人で頑張りたいです。明日のライバルは23号車と他のホンダ勢ということになるでしょうね」

井出有治
「小林選手のタイムアタックを見ていて、とても落ち着いているなと思いました。今回はクルマの調子が良かったのですが、あのタイムを出せたのはすごいと思いますし、素晴らしいドライバーだと思います。今シーズンはこれまでいい結果が残せていないので、いい結果を残して、次につなげていきたいと思います」

小林崇志
「ポールを獲ったという実感が湧いていないので、なんとコメントしたらいいか、わからないという状況です。アタックについては、とりあえず落ち着いて行けと言われたので、緊張もありましたが、普通に行きました。GT500のマシンについては、細かい部分についてはまだ良くわかりませんが、特に違和感もなく乗れました。決勝については走ったことがないので何もわかりませんが、逆に何も考えず、開き直って戦っていきたいと思います」

GT300クラス ポールポジション
CINE CITTA'タイサンポルシェ
イゴール・スシュコ
「今日の朝のフリー走行ではセッティングに少し迷いがあったのですが、チームやヨコハマタイヤのおかげでいい走りができました。ポールポジションが獲れて、とてもうれしいです」

植田正幸
「富士のタイヤテストでいい感触があり、行けるという感じはありました。今日は密山選手が頑張ってくれた結果だと思います。今回、密山選手が加わってくれて、少ない時間の中でいろいろなことを確認でき、決勝へ向けての準備もできました。ヨコハマタイヤも非常にいい状況です」

密山祥吾
「今回、こうしてこのチームで走ることができたことがよかったです。事前のタイヤテストでもクルマのバランスがよく、いい手応えがあったので、上位には行けるとは思っていましたが、ポールポジションが獲れるとは思っていませんでした。2分8秒フラットぐらいのタイムを考えていたのですが、7秒台というのは考えていませんでした。ポルシェにはクルマに合った走らせ方があるので、それがうまく行ったのではないかと思います。決勝は長いレースになりますので、地道にゴールを目指したいと思います」

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