スーパーGTの公式テストは11日、宮城県のスポーツランドSUGOで2日目のセッションが行われ、午前はPETRONAS TOM'S RC Fが、午後はDENSO KOBELCO RC Fがトップタイムをマークした。ただし、1日目、2日目ともクラッシュが多発するテストとなった。

 1日目から多くのクラッシュがあるも、新舗装となった路面や新GT500車両のポテンシャルも相まってレコードタイムが更新されてきたSUGOでの公式テスト。快晴となった2日目も走り出しから1分13秒台がマークされ、ENEOS SUSTINA RC Fがまずは12秒台に突入する。

 しかしその直後、前日もコースアウトを喫していたWedsSport ADVAN RC FがSPでコースアウト。ここでこの日2度目の赤旗が提示される。赤旗再開後、多くのマシンが12秒台に突入していくが、終盤SPで今度はZENT CERUMO RC Fがコースアウト。再び赤旗となってしまう。

 午前のセッションは、このZENT CERUMO RC Fのコースアウトでそのまま終了。PETRONAS TOM'S RC Fがトップ、ENEOSが2番手という結果に。WedsSportが3番手となった。その後プチサーキットサファリが行われた際にも、DENSO RC Fがコースアウトを喫した。

 ピットウォークとSC訓練を挟んでの午後のセッション。ロングランを行うチームが多くいる中で、今度はEpson NSX CONCEPT-GTがSPでコースアウト。また、GT300クラスでもARTA CR-Z GTがクラッシュ、シンティアム・アップル・MP4-12Cがコースアウトするなど、赤旗が相次ぐセッションとなった。

 終盤、再びコースオープンとなるが、今度は安田裕信駆るカルソニックIMPUL GT-Rが最終コーナーでコースアウト。マシンは前部からタイヤバリアにクラッシュし、安田に怪我はなかったものの、バリアの修復が不可能と判断されそのまま終了となった。

 午後は結果的に、DENSOがトップタイムに。PETRONAS、クラッシュのカルソニックというトップ3となった。GT300クラスは午前、午後ともOGT Panasonic PRIUS、SUBARU BRZ R&D SPORT、グッドスマイル 初音ミク Z4というトップ3となった。

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