スーパーGT第1戦岡山はノックアウト予選の予選Q1が行われ、GT500クラスでは開幕戦ポールシッターのDENSO SARD SC430がトップタイムをマーク。KEIHIN HSV-010、カルソニックIMPUL GT-Rと3メーカーがトップ3を分け合った。GT300クラスは#88 JLOCランボルギーニRG-3がトップでQ2進出を果たしている。
午前に続き曇天でスタートしたスーパーGT第1戦岡山の公式予選。今回はノックアウト予選形式がとられているが、予選Q1は合計1時間でその間にクラス専有走行が各10分あり、それまでの混走ではQ1で全ドライバーが予選通過基準タイムをクリアする必要があるというシステムだ。
開始して13分ほどして、メインストレート上でハセプロMAイワサキaprカローラのボンネットが吹き飛ぶアクシデントがあったが、それ以外は多くのチームが積極的にまずは基準タイムをクリアしつつ、予選Q1突破に向けて混走の時間帯を利用してセットアップを進めていった。
GT300の専有走行帯が13時10分にスタートすると、マシンが一斉にコースイン。予選Q1突破に向けた予選がスタートした。ボンネットを飛ばしていたハセプロMAイワサキaprカローラも、この時点で無事にボンネットを再装着しコースインしている。
GT300でQ1トップタイムをマークしたのは、他を大きく離した関口雄飛駆る#88 JLOCランボルギーニRG-3。2番手にARTA Garaiya、3番手にエヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電が続くことに。一方、Q1脱落は5台で、この中にaprのカローラアクシオ2台が含まれるという波乱の展開となった。
続くGT500クラスの専有走行帯では、これまで好調なタイムをマークしてきていたRAYBRIG HSV-010がコースイン直後にストップしてしまう波乱の展開に。しかしRAYBRIGは早めにタイムを出していたため、このタイムがQ1通過の基準タイムのような形となっていく。
結果的にQ1のトップタイムをマークしたのは、開幕戦でもポールポジションを獲得しているDENSO SARD SC430の石浦宏明がマーク。次いで塚越広大駆るKEIHIN HSV-010、3番手にはジョアオ-パオロ・デ・オリベイラのカルソニックIMPUL GT-Rとなった。
RAYBRIG HSV-010のタイムは結果的にQ1突破ギリギリの11番手となり、Q2進出を果たすことに。この後1時間半までの間に、なんとか修復を果たしたいところだ。一方、Q1脱落はMOTUL AUTECH GT-R、EPSON HSV-010、D'STATION KeePer SC430、WedsSport ADVAN SC430という4台に。開幕戦優勝、3位のマシンがQ1脱落を喫することとなった。
