スーパー耐久機構(S.T.O.)は21日、2009年スーパー耐久第4戦十勝24時間の代替大会の開催を断念したと発表した。
4月17日に十勝スピードウェイが今季の十勝24時間レースの開催中止を発表して以来、S.T.O.では第4戦の代替大会の開催を検討してきた。その中でも、有力な候補であった富士スピードウェイでの開催は、6月6日の時点で『同日同地域で開催のプロゴルフトーナメントに起因する周辺地域の宿泊施設等関連の悪条件から、6月4日の段階で開催断念を決定(S.T.O.リリースより)』、それ以降も国内外の複数のサーキットと交渉を続けてきたという。
その後もS.T.O.では「あらゆる可能性を検討、調整してまいりました」ものの、「残念ながら開催可能なサーキットは本年シーズン中に無く、S.T.O.は代替大会の開催断念を発表いたします」と代替大会の開催を断念。シリーズポイントは、有効ポイント制が廃止され、第4戦をのぞいた全7大会のポイントで争われるとしている。