大分県オートポリスで開催されたスーパー耐久シリーズ最終戦。濃い霧の中スタートした決勝レースは、スポット参戦の555号車マッハGoGoGo車検GT-R(玉中哲二/山野直也組)が昨年に続きオートポリス戦を制した。GT3クラスのチャンピオン争いは、1号車PETRONAS SYNTIUM TEAM(メルビン・モー組)がポイントリードを守りタイトルを獲得した。
予選でポールを獲得したのは、81号車GTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)。合算タイムで惜しくも2番手となった555号車だが、山野直也がスーパーGT300クラスのタイムを上回る速さを見せコースレコードを更新。決勝レースでも、予選で速さを見せたGT-R勢がようやくPETRONAS SLS勢に一矢報いることとなる。
前日は好天に恵まれたオートポリスだったが、決勝日は朝から濃い霧に包まれ、朝のフリー走行はキャンセル。決勝レースも危ぶまれたが、14時にセーフティカー先導でスタートを切る。
2回のドライバー後退が義務付けられ、プラチナドライバーも含めて運転時間の制限もなくなったことで、1周目、2周目で多くのマシンがピットインしドライバー交代の義務を消化する作戦に出る慌ただしい幕開けとなった。
9周を終えるとセーフティカーが抜けバトルが始まるが、天候はさらに悪化し再びセーフティカーが入る。この時点で1号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(メルビン・モー/ドミニク・アン組)がトップに。
スタートから約1時間経ったところでレースは再開。しかし19周目にクラッシュしたマシンを片付けるため再びセーフティカーが導入。このタイミングで1号車はピットインし、555号車がトップに立った。
残り約40分となった15時22分にレースは再開。ここからGT-R勢同士のトップ争いが繰り広げられる。25周目に2番手に浮上した81号車の星野が、トップの555号車山野を追い上げる。ふたりとも最速ラップを更新し合いながら一進一退の攻防を見せるも、1.7秒差で星野を振り切り555号車が勝利を飾った。
3位に28号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(片岡龍也/ジョノ・レスター/ファリーク・ハイルマン組)が入るも1号車にはポイントが届かず、PETRONAS SYNTIUM TEAM(メルビン・モー組)がGT3クラスのシリーズチャンピオンに輝いた。
ST-2クラスは、3ポイント差で20号車のRSオガワを追う59号車STURM・MOTUL.EDインプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)がポールポジションを獲得。早めのピットインで2回のドライバー交代を消化した59号車は、ステアリングを託された松田が27周目トップを奪う。その後も徐々にリードを築き、逆転でチャンピオンを獲得。インプレッサに2005年以来となるタイトルをもたらした。
すでにチャンピオンが決まっているST-3クラス。今季安定した強さを見せる80号車PETRONAS TWS GS350(佐藤晋也/吉本大樹/脇阪薫一組)は、予選4番手に留まるも決勝レースでは脇阪が激走を見せ、有終の美を飾った。
ST-4クラスは、ポールを獲得した40号車車買取りHERO’S S2000(井入宏之/平峰一貴組)とチャンピオンチームの41号車TRACY SPORTS ings S2000(植松忠雄/長野賢也組)、48号車DIJON IS WAKO’S ED DC5(鶴田和弥/太田侑弥組)が激しいトップ争いを繰り広げる。終盤トップに立った40号車平峰がリードを守り、ポール・トゥ・ウインとなった。
ST-5クラスは、、19号車BRP☆HYPER ECU C72制動屋J’sフィット(奥村浩一/古宮正信組)がポール・トゥ・ウインを果たしチャンピオンの貫禄を見せた。
