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投稿日: 2014.04.30 00:00
更新日: 2018.02.16 23:27

ZAP SPEED、S-FJ東北で篠原拓朗が開幕勝利


S-FJ東北シリーズ開幕戦
篠原拓朗選手優勝!

 東北シリーズ開幕戦。都内ではすっかり散った桜が満開のSUGOで東北シリーズ開幕戦が行われました。

 もてぎで優勝し波に乗る篠原拓朗選手は予選はまとめきれず、平優弥選手がポールポジションを獲得した。二人とも東北シリーズ初参戦のドライバーだが一列目に並ぶ事になった。

 決勝のスタートを冷静にこなした平選手に対して、篠原選手はスタートをミスし2番手のポジションで3番手の早坂選手と併走。辛くもポジションをキープし前を行く平選手を追い始めた。

 4周目に篠原選手がトップの平選手を捕らえて前に出ると、ファステストラップを記録し後続を引き離し5秒以上の差を築いて独走で優勝。もてぎに引き続きS-FJ2連勝を飾った。

篠原拓朗選手コメント
~予選~
前回の茂木のレースと違い、1周も納得のいくアタックをすることが出来なかった。前日に試したセットにより前半区間は調子良く走る事が出来ていたが、後半の区間でずっと納得のいく走りが出来なかった。今回の予選は1周をまとめることよりも、後半区間のタイムをきちんと出すことが課題となってしまった。トップとのコンマ1差は後半区間によるものである。
今回SUGOのコースは全面舗装改修された後であり、グリップが上がっていたためにポールポジションを獲ればコースレコードとして残っただけにとても悔しさが残った。

~決勝~
茂木とは違うスタート方式であったが、シグナルが点灯し始めた時に1速に入らず、充分に回転が上がる前にシグナルが消灯してしまったため、スタートで出遅れてしまった。スタートでの失敗により、トップとの差が開いてしまったが、2周目以降からは自分のペースの方が圧倒的に良かったので、トップにたってからは余裕を持って走ることが出来た。路面舗装改修後最初のレースであったために他の人達もラインがバラバラで、自分の得意としているコーナーが吉と出た結果、抜きにくいコースであるSUGOで抜くことが出来た。
決勝中も細かいミスは数回してしまったが、最終的には2位に6秒近く差をつけられたので良かった。

~まとめ~
今回のレースは、サーキットの初走行がレースウィークの金曜日からであったために、最初はドライビングの方に時間がかかってしまいましたが、レース当日には大分アジャスト出来たので良かったです。また、SUGO初参戦初優勝出来たことと、ファステストラップを獲れて良かったです。
しかし、予選で自分の満足のいくアタックが出来なかった事、決勝のスタートミス、前半の遅さなど課題がたくさんあります。
応援ありがとうございました。
今ある課題を少しずつでもきちんと改善していき、次の茂木でも勝ちますので応援宜しくお願い致します。


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