スーパーGT300クラスで第3戦富士にデビュー、いきなり鮮烈な活躍をみせているZENT Porsche RSRは、第6戦鈴鹿の第3ドライバーとして都筑善雄を起用すると発表した。都筑善雄は昨年GTデビューを果たしている都筑晶裕の実兄にあたる。
第3戦富士からポルシェ997 GT3 RSRを走らせているteam SAMURAIでは、今回の鈴鹿戦で第3ドライバーとして都筑善雄を起用することになった。これでZENT Porsche RSRのドライバーラインナップは都筑晶裕/土屋武士/都筑善雄というトリオになる。
今回がスーパーGTデビューとなる都筑善雄だが、ポルシェカレラカップ ジャパンで充分な実績を積んできたドライバーで、都筑晶裕とともに上位フィニッシュを何度も繰り返し、08年にはF1日本GPの前座で善雄がトップで兄弟ワンツーを果たした実績もある。
すでに8月4日に行われたルーキーテストを難なくパスしたという都筑善雄は「今まではスプリントレースの経験しかなく、GT300クラスとはいえトップカテゴリーへの初参戦ですので緊張していますが、それ以上にとても楽しみでもあります。ワンメイクタイヤしか履いたことがなかったので、先日のテストではタイヤの使い方にまだ課題があります。しかし、今のルールではテストの機会も限られるのでルーキードライバーには大変かと思いますが、まずは使命をまっとうしたいと思います」と意気込みを語っている。
