全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦もてぎで表彰台を獲得したドライバーたちが、決勝レースについて語った。
優勝:ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)
「今日は1日を通して、スムーズな1日となりました。朝の走行ではフルタンクの状況でもクルマのバランスはとても良く、いくつかの微調整をして、うまくクルマを作り上げることができたと思います。レースについては、いいクルマに仕上がっていたので、スタートさえうまくいけば、いいレースになると思っていました。スタートについては一瞬反応が遅れてしまい、思っていたような完璧なスタートは切れず、松田選手がいいスタートを切って前に出ることになりましたが、1コーナーのでの間にまた僕が抜き返して、トップに立ちました。そのあとはいいペースで走ることができ、マージンを築いていこうと考えながら走っていました。レース中は右足がオーバーヒートしてしまった状況になってしまい、痛くなってしまったのですが、そういう意味では最後の20ラップはとにかく我慢のレースになりましたね。ただ、もてぎは相性のいいコースで、いつもいい結果が出せるので、もてぎでたくさんレースがしたいですね(笑)。今後のレースでは必ず5位以内には入って、できるだけポイントを多く獲得することを目指していきたいと思っています」
2位:アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)
「今日はホイールスピンさせてしまい、スタートに失敗しました。その結果、ポジションを落とすことになってしまい、それを取り戻すのに苦労してしまいましたね。4位というポジションで走るのは難しくて、スリップストリームに入っても、逆にダウンフォースを失うことになってしまって、まるでウイングなしで走っているような感覚でした。その後、塚越選手に近づきはしましたが、追い越すまでは至らず、ピットインのあとも松田選手の後ろで走ることになりましたが、最終的にはいいレースになったと思います。2位を獲得できたことについてはすごくうれしく思っています。今後については、予選をうまく走って、フロントローのポジションを確保できれば、またいいレースができると思います」
3位:塚越広大(DOCOMO DANDELION)
「昨日の予選がベストな状況ではなかったので、朝の走行ではバランスを考えながら、決勝セットを仕上げていきました。完璧に仕上げられたわけではなかったので、厳しい部分もありましたが、田中エンジニアと相談しながら、いい方向には向かったと思います。決勝では、まずスタートがうまくいったので、3番手に上がることができました。前半はそのポジションをキープすることを意識して走りました。ただ、燃料が重い時のペースが悪くて、後ろから追い立てられる状況になってしまいました。さらに、ピットのタイミングで逆転されてしまったので悔しかったのですが、現時点での自分のベストの走りはできたと思います。結果的には、松田選手のトラブルもあって、3位表彰台を獲得することができたのは良かったと思いますし、後半戦に向けてはプラスになりました。ただ、実力的には負けているので、素直に喜べる3位ではないと思っています。富士ともてぎについてはホンダ勢として少し苦手としている感じがありましたが、次のSUGOと鈴鹿は得意としているので、しっかりポイントを取り返したいと思います」
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