全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦富士で表彰台を獲得した3人のドライバーが、今日の決勝レースについて語った。
●アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S):決勝優勝
「今日の朝のフリー走行については、特に言うべきことはないのですが、ウェット路面でのドライタイヤの状況をチェックしました。レースについては、いいスタートを切れて、1コーナーへの進入でいいラインが取れて、1周目で何台かを抜くことができました。2周目にも1台をかわして、そのあとは集団についていくということと燃料をセーブするということを考えながら走っていました。その後、急にエンジンにトラブルが出てしまって、トラクションがなくなってしまうという状態になったのですが、路面が乾いてきたらその症状も収まってきたので、とりあえずは大丈夫だと思いました。ピットストップの後はすごくいい展開だったと思います。ただ、状況は良くなっても残り周回が足りないかなと思っていたのですが、一貴選手に追いつくことができ、しばらくサイド・バイ・サイドで走って、最後は追い抜くことができました。一貴選手とはいいバトルができたのではないかと思っています」
●中嶋一貴(PETRONAS TOM'S):決勝2位
「朝の走行はウェットタイヤでずっと走っていたのですが、クルマの確認も十分にできない状況だったのですが、天候も含め、難しい状況でした。グリッドが一番前なので、アドバンテージがあるとは言え、逆に言うと僕が一番最初にコーナーに入っていかなければならないため、難しいレースになるだろうと想像していました。スタート自体は悪くはなかったのですが、大嶋選手に前に行かれてしまいました。1周目はペースも良かったので、そこで抜けていれば、どうなったかわからないのですが、その後はとにかくミスをしないように走っていました。その後、前にだいぶ近づくことができ、ピットインのあとで前に出ることができました。そこからは自分のペースでレースをすることができるかなと思っていたのですが、アンドレが後ろに来て、残念ながら抜かれてしまいました。ただ、とても難しいコンディションの中で、大きなミスもなく、いい位置でレースを終えることができたことは今後にもつながると思いますし、悔しいですけれど、次、頑張ります」
●大嶋和也(Team LeMans):決勝3位
「朝のフリー走行では決勝に向けていろいろと試したいことがあったのですが、雨が降ってしまい、レインコンディションでただ走っただけという感じになってしまいました。決勝前のウォームアップでクルマのフィーリングがいいことがわかり、手応えを感じながら、決勝レースに臨みました。スタートは完璧ではなかったのですが、まずまずのスタートを切ることができ、1コーナーでトップに立つことができました。コンディションが変化していく中、何回かコースアウトもありましたが、大きなロスにならずにトップをキープできていたのは良かったと思います。ピットインをして、コースに戻る時にリミッターを解除できず、最終的には何とかなりましたが、そこで2、3秒ロスをしてしまいました。それがなければ、トップでコースに戻れていたと思うのですが、結果的にはアンドレと中嶋選手には追いつけませんでした。まだまだクルマをレベルアップしていかないと優勝は遠いのかなと思いました。ただ、これが今年初めての表彰台なので、うれしくないわけではありませんし、気持ちを切り替えて、後半戦も頑張りたいと思います」
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