全日本F3選手権 第11戦 決勝上位ドライバーコメント

■優勝:中山 雄一
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F312/トヨタ1AZ-FE)
「昨日はドライコンディションでちゃんと走ることが出来なかったのですが、その中でチームが良いマシンを準備してくれたお陰でポールポジションを獲ることが出来たのですが、決勝のスタートでもかなり完璧なスタートが決まったんじゃないかと思えたぐらいでしたし、2番手スタートのブラッドレー選手にも追いつかれることなく1コーナーに入ることが出来ました。その後もマシンの調子が良く、最後まで良いタイムで走り切ることが出来たので、いろいろな意味で最高のレースが出来たのではないかなと思いますし、チームのみなさんに感謝しています。クラッシュ車両の回収作業でゼッケンが見えず、リタイアしたのが平川選手だったことはレース終了後に知りましたが、タイトル争いのことは気にせず、残る明日の2戦ともにポールポジションスタートになったので、また同様に良いレースをして3連勝を狙いたいですね」

■2位:リチャード・ブラッドレー
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No37/PETRONAS TOM'S F312/トヨタ1AZ-FE)
「スタートの動きだしはかなり良かったんだけれど、スタートして20mくらいしたところで路面がダスティだったのか、ホイールスピンしてしまったんだ。それで加速が鈍くなり、1コーナーで中山選手をオーバーテイクすることが出来ず、2番手のままレースをスタートすることになった。序盤は良い感じでプッシュ出来ていたんだけれど、7周目の馬の背コーナーの立ち上がりでアクセルを踏んだら、なぜかニュートラルになっていてエンジン回転だけが上がって前に進まず、一瞬何が起こったのか分からず焦ってしまったよ。なんとかシフトし直して走り出してミラーを見たら、山内選手が真後ろに来ていて驚いた。その後数周は多少動揺もあってうまく走れなかったけれど、その後はミッションも問題なかったし、終盤には山内選手を突き放すことが出来た。もちろん優勝したかったんだけれど、とりあえず2位でチームの1−2に貢献出来たので満足はしているよ。ただ、明日は路面がきれいになってスタートでホイールスピンしなければ良いな」

■3位:山内 英輝
(B-MAX ENGINEERING/Car.No1/B-MAX F312/トヨタ1AZ-FE)
「スタートは普通に切ることが出来たのですが、その後はブラッドレー選手を追い掛ける展開でした。序盤は彼について行くことが出来ず、前とのギャップが開いてしまったのですが、7周目の馬の背で彼のペースが鈍ったので追いつくことが出来たので、ここでなんとか前に出たいとプッシュしたものの、やはりついて行くだけでいっぱいいっぱいでしたね。昨日のウエットコンディションではトップタイムでしたし、前回の岡山と比べてクルマもすごく良くなって来ていますし、チームも僕もどんどん成長して来ているので、今日のレースでダメだったところをちゃんと確認して、明日の第12戦に活かせればと思います。ハーフウエットでのデータも金曜にしっかり取れているので、自信を持って明日のグリッドに着けるようにしっかり準備をして臨みたいと思います」

■4位:ラファエル・スズキ
(TODA RACING/Car.No2/MAD CROC TODA F308/ホンダ MF204C)
「スタートはすごく良かった。トラクションが良かったんだ。それですぐに5番手に浮上して序盤の数周はかなりプッシュ出来たし、これなら平川選手を楽に抑え切れると思っていたのに、なぜか途中から徐々にマシンがナーバスになって来てしまった。周囲のマシンがコースオフしたり、クラッシュしたりしたことからも分かるように、みんなも同じ状況だったのかもしれないけれど、非常に集中したドライビングを強いられてしまったね。それでも7番手からスタートして4位、というのは悪い結果じゃない。僕らのチームは昨年参戦を見送っていたので、菅生でのヨコハマタイヤのデータがなかった上に、金曜がウエットになってしまったことが予選に響いているのは間違いないけれど、明日の第12戦はテストと割り切って、4番手スタートになった第13戦に向けて良いマシンが作れるようにしたいね」

■5位(N-1位):佐々木 大樹 F3-Nクラス
(NDDP RACING/Car.No23/NDDP RACING)
「今日のスタートはそれほど良くはなかったものの、間にF3-Nクラスではないスズキ選手がいたこともあって、同じF3-Nクラスの平峰選手に1コーナーで抜かれるほどには接近されることなく、そのままクラストップをキープすることが出来ました。その後はとにかくずっと、前で競り合っているスズキ選手と平川選手を追い掛けるという展開でしたが、ペース的にはほぼ同じか、場合によっては僕の方が良いくらいでしたが、やはり抜くことは出来なくて。それでペースなどをコントロールする感じになったのですが、黄旗区間なども途中で出来ましたが、ゴールまでしっかりと走り切れたので、結果としてすごく良いレースが出来たと考えています。明日の第12戦は総合でも4番手という良い位置からスタート出来るので、F3-Nクラスでの優勝ということはもちろん、総合でも良いポジションでフィニッシュ出来ればなと思います。第13戦でもクラスポールからのスタートに決まったので、今日のようにスタートを決めてどんどんプッシュして行きたいと思います」

■6位(N-2位):平峰 一貴 F3-Nクラス
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F307/トヨタトムス3S-GE)
「残念ながらスタートはあまり完璧とは言えないもので、決して良くはなかったものの、動きだしから全開になるまでの間に佐々木選手に追いつけたかな、と。しかし、結局佐々木選手の前に出ることが出来なくて、そのままF3-Nの2番手というポジションで1コーナーをクリアすることになりました。その後の周回についても、ペース的に足りなくて……。菅生でのレースはF3では初めてだったので、今日のレースでしっかり経験したことをなんとしてでも明日の2レースに繋げて行きたいと思います。佐々木選手のタイトルを阻止するためには、明日の決勝で佐々木選手を抜かなければならないことは分かっていますが、シーズンを通じて佐々木選手のペースが優れていることは理解していますので、どういう走りをすればオーバーテイクすることが出来るのかをもっと考えてレースに臨んで、今日の悔しさを明日のレースにぶつけたいと思います」

■7位(N-3位):ギャリー・トンプソン F3-Nクラス
(SGC by KCMG/Car.No20/KCMG/トヨタトムス3S-GE)
「今日はスタートが酷かったんだ。今季は良いスタートが決まるか、めちゃくちゃスタートが悪いか、どちらかという感じだね。けれど、1〜3コーナー間で勝田選手と競り合っていて、1コーナーで後れを取りかけた分を、すぐに3コーナーで取り返した感じで、なんかポジションが上下して面白いオープニングラップになった。序盤の5周くらいはペースも良かったんだけれど、その後はちょっとペースが悪くなり、勝田選手に詰め寄られてしまった。今日のデータをうまく明日の長い2レースに活かせればと思うよ。昨日のウエットセッションではまずまずだったし、しっかりテスト出来ている。他のドライバーも同じかも知れないけれど、明日は雨の方が面白いレースになるかもしれないね」

■8位(N-4位):勝田 貴元 F3-Nクラス
(TOM'S SPIRIT/Car.No35/TDP SPIRIT F307/トヨタトムス3S-GE)
「スタートはまずまず良かったのですが、1コーナーでトンプソン選手と競り合う形になって、そのままずっと3コーナーやシケインあたりまで並走する格好になったのですが、横に並んだ感じでしたが向こうも引く気配はなかったので、残念ながら前に出られなくて。逆に競り合ったことで立ち上がりが鈍くなり、そこでホーソン選手に先行されてしまいました。ホーソン選手は2周目の1コーナーでパスすることが出来たのですが、そこからはトンプソン選手に追いついて行って、コンマ数秒差で追走したものの、やはりダウンフォースを失ってしまうために、SPから最終コーナーにかけてしっかりとアクセルを開けて行くことが出来ず、抜くチャンスはありませんでした。4位ということで残念なレースになりましたが、金曜のウエットでは非常にマシンバランスも良かったので、明日は雨になればなんとか佐々木選手を捕まえられるんじゃないかと期待しています」

本日のレースクイーン

かみやまやかみやまや
2026年 / オートサロン
S-CRAFT
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年4月号 No.1618

    新世代F1テクニカルプレビュー
    バーレーンで見えた5つのポイント

    新型GT500車両メーカーテスト
    「見えるもの。見えないもの」

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに
    御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円