2012.07.16

全日本ジムカーナ第5戦(鈴鹿サーキット)

灼熱の鈴鹿でWRX STIの山野直也
優勝してチャンピオンに王手

 7月14~15日の週末に、全日本ジムカーナ第5戦が鈴鹿サーキット南コースで開催されました。突如スコールのように降りしきる雨が上がって蒸発すると高温多湿となり、クルマにもドライバーにも非常に厳しい状況でした。ここまで2勝を挙げてSUBARUファンの注目が集まる山野哲也のBRZでしたが、「鈴鹿南コースは、ストレートも長くてパワー勝負。苦しい戦いになると思うよ」と山野は事前に語っていました。結果は、一切無駄のないライン取りでタイムを削り取り、PN2クラスでライバルの間をこじ開け3位入賞。「正直4位あたりかな、と思っていたから今回のリザルトは上出来。これから厳しい戦いが続きそうだけど、チャンピオン目指してあきらめずに頑張ります」と山野は語ります。残り4戦でさらに表彰台に立つ姿を見せてくれることでしょう。

 一方、WRX STIを駆りPN3クラスで3連勝を飾った山野直也は、ランキングトップで今回のイベントに挑みました。今回のコース設定は、スタート直後に連続する3つのテクニカルセクションが設けられていました。路面には傾斜がついていて、難しい区間です。ここがポイントになると直也は見ていました。「テクニカルセクションをストップ・アンド・ゴーで走ってしまうと、ライバルとの差が大きくなってしまう可能性がありました。そこで動きを止めずこの区間をクリアして、残りの高速セクションで逆転する。そんな攻略を考えました」と直也。その言葉どおり走り切るとタイムは1分6秒217で、シリーズ2位の岡野博史との差はわずかに0.1秒ほど。PN3クラス最終ゼッケンの直也が逆転すると、会場から大きな歓声があがりました。区間タイムを見ると予告どおり、テクニカルセクションで開いたライバルとの差を連続S字などの高速区間で逆転したタイムが刻まれていました。異なるクルマとタイヤ、そして異なるドライバーの攻め方でタイム差はコンマ1秒。非常に高いレベルでの戦いが繰り広げられました。「思っていた以上に僅差の戦いでしたね。ひとつのミスで順位は変わっていたかもしれません。今回のイベントでの一番大きな収穫は、チャンピオンに王手をかけられたことですね。仙台ハイランドで行われる次戦で確定させたいですね」と直也は語っています。

 改造範囲の広いSA3クラスをWRX STIで戦う西原正樹は、中盤戦に入ってますます仕上がってきたマシンで上位にからむ活躍を見せました。決勝の1本目でトップに立った西原は、気温が上がった2本目に挑みます。自己タイムを更新しましたが、次走車の茅野成樹にわずか0.18秒更新されてしまいます。西原の結果は2位に終わりましたが、次戦以降の活躍が十分期待できます。
全日本ジムカーナ第6戦は8月4~5日、仙台ハイランドで開催されます。

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