Team Le Mans
RACE REPORT-2012/11/5
Formula NIPPON 2012 series
Round7 鈴鹿サーキット
11月3日(土)予選 / 11月4日(日)決勝
熱い戦いがいよいよ幕を下ろす最終戦は、鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。この最終戦は2レース制で行われ、通常通りノックアウト方式で行われる予選のQ1結果がRace1のグリッド、そしてQ3まで通しての結果がRace2のグリッドとなる。
11月3日(土)、天候は曇り。気温14℃、路面温度16℃のコンディションでまずは20分間のQ1がスタート。大嶋はユーズドタイヤでコースインし、状況の確認を行う。いったんピットに戻り、セッションの最後にはニュータイヤでのアタックを行ったが、いつもながら僅差の争いの中10番手とタイムを伸ばせず、これがRace1のグリッドに決まった。続くQ2はQ1上位13台により7分間で開催。大嶋はタイミングを計って少し時間を置いてコースイン、アタックを行うも13番手と低迷。ここで予選が終了し、同時にRace2のグリッドは13番手スタートと決定した。
11月4日(日)、Race1のスタートは10:20。天候は晴れ、気温17℃、路面温度23℃。20周で行われるRace1には、ピット作業の義務付けはない。大嶋は上手くスタートを決め、前車のスタート時のエンジンストールを受けて1つポジションアップ。前車との差を縮めてもパスするに至らず、大きな順位の変動のないまま最終ラップを迎えたが、前方の1台が突然スローダウン。大嶋はまた1つ順位を上げ、8位でチェッカーを受けた。
Race2は14:30にフォーメーションラップがスタート。天候は曇り、気温18℃、路面温度24℃。このRace2には全車タイヤ4輪交換を1度行うという義務付けがあり、ピットインを行うタイミングによって順位が大きく動く可能性がある。大嶋は13番手からスタートし、1周を終えてすぐにピットインを行う選択をした。ここで同様にタイヤ交換のためにピットに入ったのは計6台。このピットインで順位の入れ替わりはなく、大嶋は15番手でコースに戻っている。他車のスローダウンを受けて4周目に14番手、そこから前車がピットインする度ポジションを上げ、10周目には8番手に。そこからしばらく順位は動かなかったが、大嶋はひたすら前車を目掛けて猛プッシュ。みるみるうちにその差を縮め、20周を迎えてやっとその差0.5秒というところまで来たものの、相手もそう簡単に抜かせてはくれない。大嶋は大切に取っておいたオーバーテイクシステムを使用しながら何とか1つでもポジションを上げようと苦戦しながら、とうとう28周のファイナルラップを迎える。残りのコーナーが少なくなる中、とうとう130Rで大嶋は力を振り絞って前車をパスすることに成功、7番手に順位を上げてチェッカーを受けた。
⇒大嶋和也のコメント:
「予選ではなかなか上手くいかなくて、不甲斐ない結果に終わってしまったんですが、予選が終わってからチームと相談し、このままじゃいけないということでかなり大きく車を変更しました。その結果、決勝日の朝から調子が良くなって、かなり良いタイムで走れるようになり、Race1での追い上げに繋がりました。Race2へ向けてもまたさらに車を変えて、その結果レース前のウォームアップ走行でのトップタイム獲得、そしてレース中もクリアラップが取れるとトップと遜色ないタイムで走ることができました。最後までしっかり攻めて、最終ラップでポジションを上げることができたので、表彰台に乗れなかったことは悔しいですが、予選で下位に沈んだところから非常に良いレースをして追い上げることができたかなと思います。最終戦で結果は出せなかったですが、ここで非常に良いデータが取れたので、JAF GPも残っていますので最後に良い結果を出して終われるように頑張ります。応援ありがとうございました。」
⇒武藤裕作 監督のコメント:
「今シーズン未勝利のため、何とか一勝したいととにかく優勝を狙って鈴鹿入りしました。しかし予選はQ2で終わってしまい、チームとしては満足できない結果となりました。決勝までに車のセットアップを変えて臨んだところ、良い方向へと変わりました。Race1は動きがないレースでしたが、スタートより順位を上げて7位とポイントは獲得でき、それを踏まえてRace2へ少しセッティングを変えて臨みました。後方スタートだったので、攻めの姿勢で1周目のピットインを行うことにしたのですが、思った以上にこのタイミングを選んだマシンが多く、集団に埋もれる格好になってしまいました。レース後半の数周にわたって追い立てていた前車を、最終ラップで気持ち良くオーバーテイクして順位を上げてくれたことで、チームに『レースをした』という手応えを与えてくれました。シリーズ戦は終わりましたが、最後のJAF GPへこのままの勢いを持って臨みたいと思います。一年間応援ありがとうございました。」
◆今戦の獲得ポイント 0.5/1ポイント
◆シリーズランキング 7位
◆観客動員数 (予選)12,000人 (決勝)14,000人
