13日、トヨタ自動車は2012年のスーパーGT500クラスの体制について発表し、今季も6台のレクサスSC430がGT500クラスに参戦すると明らかにした。ドライバーラインナップは大きく変動し、4台でドライバーが変わっている。

 昨シーズンは年間で1勝に留まり、ライバル陣営の先行を許したレクサスSC430勢。昨シーズンオフも大きなドライバー変更でファンを驚かせたが、今季も大きくドライバーラインナップが変更されることになった。

 まず大きな驚きが、これまでホンダ陣営のエース格だったロイック・デュバルの移籍加入だ。デュバルはすでにセパンテストでSC430をドライブしているが、今回の発表で正式にレクサス入りが発表に。WEC世界耐久選手権に参戦する予定のアンドレ・ロッテラーに代わりPETRONAS TOM'Sに加わり、中嶋一貴とコンビを組む。

 また、昨年クラフトに移籍した脇阪寿一が、昨年3回のポールポジションを獲得したサードに移籍。初めてミシュランタイヤを履くことになった。すでにGT300への移籍が決定している井口卓人に代わり、石浦宏明とコンビを組む。

 寿一が抜けることになったクラフトは、ドライバーラインナップを刷新。昨年までGT300クラスで実績を積んできた国本雄資が、昨年フォーミュラ・ニッポンにデビューし、今季WECでトヨタのリザーブドライバーを務めるアンドレア・カルダレッリとコンビを組む。

 また、昨年寿一とコンビを組んでいたアンドレ・クートは、昨日GSR & Studie with TEAM UKYO入りが発表された片岡龍也に代わってバンドウに加入。荒聖治とコンビを組むことになった。

 チーム体制が昨年と変わらないのは、ルマンとセルモの2チーム。ルマンはLEXUS TEAM LeMans ENEOSとしてENEOSのサポートもそのままに、伊藤大輔/大嶋和也のコンビ続投が決定。また、昨年唯一の勝利を挙げたセルモはLEXUS TEAM ZENT CERUMOとして立川祐路/平手晃平のコンビとなった。

 今シーズンオフから積極的にマシンを改良してきているSC430勢は、セパンテストで新しいグリルなどを投入している(テスト詳報はオートスポーツ1325号にて掲載)。ドライバーラインナップも大きく変え、タイトル奪還に挑むことになる。

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