現役スーパーGTトップドライバーでありながら、すでにレジェンド。前身のフォーミュラ・ニッポンで4度のチャンピオンに輝いた本山哲(現スーパーフォーミュラ・アンバサダー)が、サーキットで目にしたドライバーの走り方、レースのポイントなどを毎戦、独自の視点で解説します。

 シーズン折り返しの一戦となる第4戦もてぎ。本山の目に映った勝負の分かれ目、そして気になったドライバーは……?

初めてのもてぎで苦しむ可夢偉
絞られたチャンピオン争い

 ストップ&ゴーのもてぎを速く走るには、クルマとしてはブレーキングでリヤが浮かないセットアップが求められます。コーナリング中と出口まで一貫してリヤグリップがあると、安定して速く走れます。

 予選はS字で見ていましたが、S字の高いスピード域で見ると、各車のダウンフォースの前後バランスが見られます。セッション前半はクルマのバランスよりも、走り始めのドライバーの感覚的なスピードレベルの違いの方が良く見えましたが、やはりクルマのベースの速さがあった方が効率的にクルマのセットアップも詰められます。予選の短い限られた時間の中では、感覚的なものも大事ですが、セットアップのベースが重要なポイントになります。

 今回もてぎを初めて走る(小林)可夢偉は、フリー走行でのベースセットが大きくズレていましたが、予選Q1では改善されていましたね。しかし、もてぎの経験が圧倒的に少ない上に、朝のフリー走行でまともなレベルで走れなかった分、予選Q2以降は結果的に厳しくなったのだと思います。仮に、クルマとして朝から予選の状態でスタートできていれば、セットアップとドライビングの細かい詰めも含めて、ポール争いに加われたでしょう。むしろ、朝まともにアタックできていなかったのに、Q1でいきなりトップタイム出したのは、本当にすごかったと思います。そのクルマの状態からQ3のポールタイムレベルまでクルマをアジャストできなかったのは、午前中のドタバタから来ているのだと思います。(※可夢偉は実際、フリー走行後とサーキットサファリ後の2度、セットアップを大きく変更した)

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・展開の読めない予選。上位2台は“ニュートラルなセットアップ”
・“他とはレベルが違った”石浦と、終盤の一貴の素晴らしい速さ
・チャンピオン争いの中心はこの3人

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