今季からスーパーGTのサポートレースとして開催されている新たなステップアップフォーミュラ、FIA-F4選手権。約40台という参加台数の多さで話題のカテゴリーだが、どんなドライバーが参戦しているのか。今シーズンからフォーミュラでのレースに挑戦する山田遼(美人&DRP AKIBA FTRS)が都内のAUTOSPORTweb編集部を訪れた。
―――レーサーを目指すきっかけは?
「小さい時からいろいろとサーキットに連れて行ってもらったこともあって、物心ついたときにはレーサーを目指そうと思っていました。最初は遊びのつもりで始めたカートが、次第に勝ちたいという気持ちがどんどん沸いてきて、この世界で食べていけるようになりたいと思うようになっていました」
―――FIA-F4のマシンに初めて触った時の印象は?
「自分は今年からフォーミュラマシンに乗り始めました。(FIA-F4の)マシンの操作自体は簡単なので、結構誰でも乗れるという印象ですが、煮詰めていくと細かいところのセッティングが凄く難しいですね。特に自分は経験がないので、いろいろな人にセッティングを学んだりしています」
―――大観衆の中でのレースやスーパーGTへの興味は?
「1年目でこれだけの環境の中で出来るのは最初ビックリしましたが、2戦目以降は雰囲気には慣れてきた部分はあります。アピールできるところは沢山あるので、早く結果を残したいですね」
「フォーミュラもハコ車も乗れるというのは器用なドライバーだと思うので、どっちでも対応できるドライバーになるということがひとつと。プロになる過程で、そういったカテゴリーの経験もしておかなければならないとも思っているので、(スーパーGTに)参戦したい気持ちはあります」
―――将来のビジョンは?
「カートを始めたころから、今もF1に乗りたい気持ちは変わっていません。でも、スポンサー活動はすごく厳しいという現実を目の当たりにしました。F1に行きたい気持ちはありますが、まずは国内のトップカテゴリーで戦える力をつけて、技術面・資金力のどちらも両立させ海外でも通用するドライバーになりたいです」
若干19歳ながら、その話しぶりは落ち着いていて好印象を与える。今年からフォーミュラでのレースをスタートさせた山田にとっては、マシンに対する知識・セッティングなど、人一倍の努力が必要となり、1年目から結果を出すことは難しいかもしれない。それでも、日ごろからレースに対する姿勢や心構えなどサポートを受けながら成長し、トップカテゴリーへの道を広げていくことになるだろう。
