関口雄飛プレスリリース
2015年5月6日

チームが一丸となって勝ち得た連続入賞、攻めた関口雄飛!

 ゴールデンウィークに定着したイベントとなりつつある、SUPER GT 第2戦「FUJI GT 500kmRACE」は、今年も5月2日(土)〜3日(日)にかけて、好天に恵まれた静岡県、富士スピードウェイにて開催されました。

 昨年に引き続き、今シーズンもLEXUS TEAM WedsSport BANDOH より国内最高峰のSUPER GT 500クラスに参戦している関口雄飛は、同時開催の若手育成カテゴリーであるFIAF4に参戦する後輩たちの指導のために、通常よりも1日早く、木曜日からサーキットに入りました。後輩を指導していくことで、自分自身の走りに再発見があったり、事前にコースの確認ができるというメリットもあり、充実した1日を過ごしました。

 金曜日は多くのメディア取材や、予定されていたチームの撮影などを順次こなし、週末の天候や路面温度を想定しつつタイヤ・エンジニアや坂東正敬監督、林エンジニアらと週末に向けてのミーティングを繰り返しました。

 土曜日は、早朝から詰めかけた観客の多さに驚きながら、朝のフリー走行を迎えました。気温も路面温度もどんどん上昇し、熱中症が心配されるほどの天候です。LEXUS TEAM WedsSportBANDOH は、週末を通じて硬めのタイヤを選択することを前提に、ロングランにトライし、まずは関口雄飛をコースに送り出しました。

 フリー走行を14番手、1分30秒298のタイムで終えた関口は、チームメイトの脇阪寿一選手とセットアップの方向性を確認しながら、坂東監督とともに、午後の予選の戦略を練りました。朝のフリー走行の段階で、1発のタイムを出しにいったわけではなく、安定したペースで走れていたので、予選でも硬めのタイヤでアタックする作戦を取ることにしました。ライバルたちは柔らかめのタイヤでタイムを狙ってくることは想定済みです。

 午後の予選、アタッカーは関口雄飛。無線で区間タイムをチェックしながらのアタックでしたが、関口は、限界までのアタックを1ラップだけ刻み、早々と想定タイムをマークして予選を切り上げました。「タイヤを少しでも温存しておきたかったので、あれ以上走る意味はないですから」と冷静に語る関口の目は、すでに決勝レースを見据えていました。

 日曜日の決勝レース、主催者発表の観客動員数は2日間で9万1500人と、昨年を上回る人気となったSUPERGT。早朝からサポートレースの激しいバトルが展開され、ピットウォークはまるで歩行者天国のような賑わいでした。

 午後2 時15 分からの決勝は、関口雄飛がスタートドライバーを務めました。いつものように落ち着いた表情でマシンに乗り込むと、ローリングスタートをうまく決めて、上位陣の混乱を冷静に見極め、接触することなく大きくポジションをアップ。1 周目には15 番手から10 番手まで浮上してコントロールラインを通過しました。

 レースは110周、約500kmの長丁場ということもあって、タイヤを労わりながらコンスタントにタイムを刻み、いかにタイムロスすることなくGT300クラスのマシンを処理できるかが勝負の鍵です。実際、7周目には早くも周回遅れが出始めたほどです。

 10周目の第1コーナーでGT300クラスの1台のマシンがタイヤバーストによってスピン、コースアウト。漏れたオイルに火がついてマシンが炎上し、また撒かれたオイルによって何台かのマシンがスピンした為、セーフティーカーが導入されました。

 気温25℃、路面温度39℃という厳しいコンディションの中、タイヤを労わりながら周回を重ねていた関口雄飛でしたが、このセーフティーカーが導入されたおかげで硬めのタイヤだっただけに、表面温度が下がってしまい、12周目に再開された瞬間にはポジションを落としてしまいましたが、トップグループで接触があり、逆にポジションをアップしてコントロールタワー前を通過していきました。

 関口雄飛は33周目に8位、そして39周目に5位まで浮上したところで脇阪寿一選手に交代。タイヤ交換と給油を終えてピットアウトした頃から、やや気温が下がり始め、路面温度も32℃と、想定外のコンディションになっていました。

 ベテラン脇阪寿一選手は、その変化するコンディションの中で一旦はポジションを落とすものの、頭脳的なバトルを展開し、77周目、7番手で関口雄飛に再びステアリングを委ねました。チームは変化する路面温度に合わせて柔らかめのタイヤをチョイスし、最後のスティントに送り出します。関口雄飛はチームの期待に応えて、1度のミスもなく最後までポジションを守り切って7位入賞でチェッカーを受けました。

 レース後、坂東正敬監督は、「自分たちとしては、ベストを尽くせたレースでしたし、関口雄飛も脇阪寿一も完璧な仕事をしてくれたと思います。ただ上位3台のペースが我々の想定外の速さでした。敵も攻めてきてるなと実感しました。我々も今後はもっと攻めていく必要がありますね。開幕戦が10位、そして今回が7位入賞と嬉しい結果ではありますが、次のタイ戦はもっと攻めたいですね」と語ってくれました。

 脇阪寿一選手も「柔らかめのタイヤを履いたライバルたちが、もっと落ちてくるかなと思っていたのに、落ちてこなかったのが計算外でした。でも関口もチームも、ピット作業を含めて本当に一切のミスなく頑張って、チーム一丸となって得た結果ですから、15位から7位になれたのは満足できる内容だったと思います。この流れを崩さず、タイのレースに挑みます!」と語りました。

関口雄飛のコメント
「今回のレースを振り返ってみれば、内容的には満足できるレースでしたが、相手がこちらの想定タイムより速かったのが悔しいです。予選では、もうこれ以上は無理というところまで完璧なラップが刻めたので、タイヤ温存の意味ですぐにアタックを止めました。決勝ではスタートから序盤は問題なくポジションを上げて、ミスなく走れました。途中、セーフティーカーが入ってタイヤが冷えてしまったので、激しく磨耗させない程度にはウォーミングアップはしたのですが、再開直後は厳しかったですね。それでも自分たちの冷静さと対照的に、ライバルたちがドタバタとしていたので順位は上げられました。今日はきっちりとした仕事ができたと思いますし、いい方向にチーム全体が向いていると感じています。次のタイ戦までに、トレーニングも含めて自分に出来ることはしっかりと準備をし、万全を期して優勝を狙いたいと思っています」

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