2022シーズンは、リアライズガールズとしてスーパーGTとスーパーフォーミュラで活躍した織田真実那さん。2021年は“最後の挑戦”と決めて日本レースクイーン大賞に臨み、実行委員会特別賞を受賞するも、目標としていた大賞に手が届かず、ステージ上で悔し涙を流した。
「正直、今回も出るつもりは、あまりなかったですし、そもそもレースクイーン大賞の話には触れてほしくなくて……。特別賞をいただいたことはすごく嬉しくて、自分の成長にも繋がったし、ありがたいなと思います。でも、『悔しい』という気持ちが時間が経つにつれてどんどん大きくなってしまって、正直トロフィーも箱から一度も開けることができませんでした」
「でもシーズン終わりに、事務所でマネージャーと話をしていた時に『今年はエンジンが切れていたよね。このままで終わっていいの?』と言われて……。このままだと自分らしくないなと思って、大賞の投票とかが始まる直前とかに『挑戦してみよう』となりました」
「やっぱり諦め切れなかったです。『挑戦します!』と言ったときに、けっこう心の詰まりが取れたというか、モヤモヤしていた気持ちがスッとなくなりました。そこで『自分は挑戦したかったんだ』と改めて実感しました」
「ファンの皆さんも私の決断を支持してくれましたし、配信をしている時に初めて(特別賞の)トロフィーを開けることができました。今後は、そのトロフィーと一緒に大賞のトロフィーを持って帰って、一緒に飾りたいなという……新しい夢ができました」
「だからファイナルステージの20人に残るというのは、どちらかというとスタートラインという感じで、私自身、ファイナリストは新人賞の頃から全部入っているので、『無冠の女王にさせてはいけない』とファンの皆さんも頑張ってくれています」
「今年のファイナルステージは、もう後がない!という感じです。崖っぷちにいるような感じですが、昨年よりはプレッシャーは全然ないので、今年はグランプリを目指して全部を出し切りたいなと思います!」

■黒木麗奈「『新人でもグランプリを獲れるんだぞ!』という思いを伝えたい」
2022年はZENT switeesとして、レースクイーン1年目を活動した黒木麗奈さん。夏に行われた新人部門では実行委員会特別賞を受賞し、新人ながら年末の日本レースクイーン大賞にも挑戦した。
「新人部門では、惜しくもグランプリには届かなかったんですけど、実行委員会特別賞に選んで頂きました。そこでたくさんの方に知って頂いたので、それをきっかけに日本レースクイーン大賞でも頑張っていきたいなと思ってエントリーしました」
「ファイナルステージに新人レースクイーンが残れるのは、すごい事とお聞きしました。モビリティリゾートもてぎでの特別先行投票では上位に入らなくて、『ファンの皆さんが投票してくださったのに、呼びかけが足りなかったのかな?』と不安な気持ちもありましたが、こうしてファイナルステージに残れて、とても嬉しい気持ちでいっぱいです」
「大賞は新人部門と違って、たくさんの先輩方が参加されていますし、ZENTswiteesから4人が出ていて、そこで私だけがファイナリストに入らなかったら、ちょっと悔しいなと思って……。現地投票で上位に入れなかったぶん、SNSでの呼びかけもすごく頑張ってきました。それが効いているかもしれません」
「私はレースクイーン経験が多くはないですし、先輩方の中には何年も大賞を目指してきた人も多いので、『私にはまだ難しいのかな』と思っていたところもありました。でも、ファイナルまで行けたからには、みんなの期待にも応えられるようにしなきゃなと思っています」
「ファイナルステージでは『新人でもグランプリを獲れるんだぞ!』という思いを伝えたいです。もし、グランプリを獲れなかったとしても、大賞の5人のなかには最低でも入りたいなと思っています。負けていられないです!」

注目のAdam byGMO日本レースクイーン大賞2022。大賞受賞者、そして栄えあるグランプリ発表は1月14日の東京オートサロンの表彰式で行われる。
