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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2021.10.11 11:59
更新日: 2021.10.11 12:11

トヨタ、WRCスペインでの両タイトル確定目指す。オジエ「3日間すべてがターマックで行われるのは歓迎」

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ラリー/WRC | トヨタ、WRCスペインでの両タイトル確定目指す。オジエ「3日間すべてがターマックで行われるのは歓迎」

 WRC世界ラリー選手権に参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRTは10月14~17日、スペインのサロウを中心に開催される2021年シーズン第11戦スペインに、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組の3台のトヨタ・ヤリスWRCで出場する。

 ヤリ-マティ・ラトバラ代表が率いるチームは、ドライバー選手権およびマニュファクチャラー選手権タイトルが確定する可能性があるこの1戦にチーム一丸となって臨み、シーズン9勝目と両タイトルの獲得を目指す。

 エバンスが今季2勝目を挙げた前戦フィンランドと同様に、2年ぶりの開催となる『ラリー・スペイン』。ターマック(舗装路)とグラベル(未舗装路)の両路面を走行する“ミックスサーフェスラリー”を最大の特徴とする同イベントだが、今季は前回オールターマックラリーとして行われた2009年以来、初めてすべてのステージを舗装路で行う形式に改められての開催となる。

 そんなラリー・スペインは14日(木)にシェイクダウンが行われた後、翌15日(金)から競技がスタート。初日は新しいステージを含む3つのステージで計6本のSSが行われる。2日目の16日(土)はサービスパークの東北エリアで6本のSSを走行し、1日の最後にはサロウの海岸近くで市街地ステージが行われる予定だ。
 
 ラリー最終日の17日(日)はサロウの西側で2本のステージを各2回走行するスケジュールとなっており、最終SS17はトップ5タイムを記録したドライバーとマニュファクチャラーにボーナスポイントが与えられる“パワーステージ”となっている。SSの合計距離は280.46km、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は1410.29kmだ。

 この大会に挑むTOYOTA GAZOO Racing WRTは第10戦終了時までに8勝をマーク。チームはマニュファクチャラー選手権において、ランキング2位のヒュンダイを61ポイントリードしている。今回のスペインでは最大52ポイントを得られるため、トヨタは2018年以来2回目となるマニュファクチャラーズタイトルを今戦で決めるチャンスを有している。

エルフィン・エバンス(左)とセバスチャン・オジエ(右)
エルフィン・エバンス(左)とセバスチャン・オジエ(右)

■ラトバラ「スペインのターマックステージはWRCの中で最高」


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