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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.06.06 12:45
更新日: 2017.08.29 10:43

IMSA:マツダ、2017年シーズン2度目の3位表彰台。圧巻の2台抜きに「スカッとした」

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ル・マン/WEC | IMSA:マツダ、2017年シーズン2度目の3位表彰台。圧巻の2台抜きに「スカッとした」

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)は6月3日、第5戦がデトロイトで行われ、最高峰のPクラスに参戦するマツダ・モータースポーツは55号車マツダRT24-P(ジョナサン・ボマリート/トリスタン・ヌネス組)が総合5位、70号車マツダRT24-P(ジョエル・ミラー/トム・ロング組)が3位表彰台を獲得した。

 決勝レースの前日に行われた公式予選が他車のクラッシュの影響で無効となったことから、決勝のスターティンググリッドは第4戦オースティンを終えた時点でのチームランキング順となった。

55号車マツダRT24-P(ジョナサン・ボマリート/トリスタン・ヌネス組)は5位入賞
55号車マツダRT24-P(ジョナサン・ボマリート/トリスタン・ヌネス組)は5位入賞

 100分レースの序盤、5番手スタートの55号車マツダ、7番手から追い上げる70号車マツダは、それぞれ4番手、5番手にポジションアップすると、その後はレースリーダーと同等のペースで周回を重ねていく。

 スタートから30分、コース上で複数のアクシデントが発生し、フルコースコーション(FCY)が導入される。このタイミングでマツダの2台は揃ってピットイン。70号車マツダが55号車マツダを逆転し4番手となった。

70号車マツダRT24-P 2017年WSCC第5戦デトロイト
70号車マツダRT24-P 2017年WSCC第5戦デトロイト

 約15分間のFCYののちレースはリスタートを迎えると、70号車マツダを駆るミラーが2番手、3番手のキャデラックDPi-V.R勢を1コーナーでアウトから抜き去ってみせる。

 4番手から2番手に浮上した70号車マツダはその後、給油の際に10号車キャデラックに先行を許し、3番手に後退したものの、残りのレースを安定したペースで周回し、第3戦ロングビーチで55号車マツダが記録したチーム最上位に並ぶ総合3位でチェッカーフラッグを受けた。

3位表彰台を獲得したジョエル・ミラー/トム・ロング
3位表彰台を獲得したジョエル・ミラー/トム・ロング

 3位表彰台を獲得したミラーは、リスタート時の2台抜きについて次のように語った。

「トム(・ロング)が良いポジションでバトンタッチしてくれたおかげで、それ以降の流れが変わったんだ。リスタートでは、(2番手の)5号車キャデラックがブレーキングで(3番手の10号車キャデラックの)行く手をブロックしていたので、アウトサイドから回り込んだんだ」

「70号車のクルー全員にとっても長く待ち望んだポディウムだったから喜びはひとしおだよ。しかし今は、勝利を手に入れたいと思っている」

■間一髪多重クラッシュを避け、5位入賞


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