1回目のピット作業後、7番手となった55号車マツダのヌネスはレース残り20分、直前を走る2台のマシンが交錯するなか、チームスポッターの助言を元にこれを冷静に回避。順位を5番手に上げ、そのままフィニッシュを迎えた。
多重クラッシュを間一髪かわしたヌネスは「本当に助かった。ターン1で数台が絡んでいた。少し離れたところで見ていたけど、まさか85号車(オレカ07・ギブソン)が僕の方に飛び出してくるとは……。とっさに右に避けられたけど、クルマのセットアップが決まっていなかったらできなかったかも」と緊迫した状況を振り返った。
またヌネスは、僚友70号車マツダの好成績について「70号車の初ポディウムはすごかったね。特にジョエル(・ミラー)の信じられないような2台抜きは、僕の位置から見てもスカッとするものだったよ」とコメントした。
WSCC第6戦は6月29日~7月2日、ワトキンスグレンで6時間レースが行われる。
How in the world did @tristannunez avoid a spinning car Saturday at the @detroitgp? Take a look… #ZoomZoom pic.twitter.com/OgtAVc39EY
— Mazda Motorsports (@MazdaRacing) 2017年6月5日
