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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.07.03 13:03
更新日: 2017.11.29 18:13

IMSA第6戦:ラスト10分の再逆転。5号車キャデラック執念の勝利。NSX GT3がGTDクラス2連勝

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ル・マン/WEC | IMSA第6戦:ラスト10分の再逆転。5号車キャデラック執念の勝利。NSX GT3がGTDクラス2連勝

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)第6戦は7月2日、アメリカ・ニューヨーク州のワトキンスグレン・インターナショナルで6時間の決勝レースが行われ、マスタング・サンプリング・レーシングの5号車キャデラックDPi-V.R(ジョアオ・バルボサ/クリスチャン・フィッティパルディ/フィリペ・アルバカーキ)が2017年シーズン初優勝を挙げた。

 7月4日のアメリカ独立記念日を控えた週末の開催となったグレン6時間。サーキットには星条旗をカラーリングの一部に取り入れたり、カラーリングそのものを大きく変えて登場するマシンの姿もみられた。

 また、6月4日に行われたル・マン24時間耐久レースの“テストデー”との日程の関係から第5戦デトロイトではレースが行われなかったGTLMクラスのマシンが加わり、2戦ぶりに全4クラス揃ってのレースとなった。

Pクラスのスタートシーン
Pクラスのスタートシーン

 現地時間10時10分にスタートが切られた決勝レース。まずは前日の予選でポールポジションを獲得したエクストリーム・スピード・モータースポーツ(ESM)の2号車ニッサンDPi-V.R(ピポ・デラーニ)がレースを引っ張っていく展開に。

 しかし、順調に走行を重ねる2号車ニッサンに不運が訪れる。スタートから1時間45分、2号車ニッサンを駆るスコット・シャープがGTDクラスのマシンに接触されコースアウト。ハーフスピン状態でタイヤバリアに激突し、マシンのリヤエンドを大きく破損。優勝争いから脱落してしまう。

 スタートから2時間、2号車ニッサンのクラッシュによって導入されたフルコースイエロ(FCY)からリスタートが切られると、ウェーレン・エンジニアリング・レーシングの31号車キャデラックDPi-V.Rが首位に浮上。これに5号車キャデラックが続いていく。

 31号車と5号車のキャデラック勢がワン・ツー体制を築くなか、PCクラスのマシンがコース上にストップしたため、このレース2回目のFCYが導入される。

 この間にトップの31号車キャデラックを含む上位勢が揃ってピットイン。31号車キャデラックはピット作業で2番手の5号車キャデラックに逆転を許すと、アウトラップでは右リヤタイヤが外れるアクシデントにも見舞われ、優勝争いから一転、走行不能となってしまった。

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